ラブ レッド2012【57点】
5月14日(土)
今回のワインは
ラブ レッド2012
彼のワインはここ最近で3本目ですな。
このワインは味ウンヌンより、まずエチケットが目に飛び込んできます。
新宿の「LOVE」オブジェがいい例ですが、やっぱり「愛」とか「LOVE」って書いてあると、人間なぜか見ちゃうよね。
そうやってLOVE商法にまんまと引っ掛かってしまうのでありました笑
実際飲んでみると、真実の愛のように重いか?といわれればそんなことはなく、軽やかな味がするワインです。軽やかさが度を越えてブドウジュース飲んでいる気がしたりしますが、まぁこういうのもアリだよね。
総じていえば、売り手が勧めているような、大切な人と二人で…って時よりも、もっとカジュアルに楽しみたいワインだと思いました。
肩の力を抜くのも大切。重々しいだけが愛ではない!笑
見た目は鮮やかな赤紫。グラスの側面に流れるワインもスムースでサラサラしています。
品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、カルメール、シラー。この鮮やかな色はブドウ品種の特徴ってよりもブドウを作った土地の特徴でしょうかね。
香りはプラム、ブラックベリーといった黒果実系。
味は1杯目は安ボルドー(金賞受賞~的)のような感じでしたが、2杯目から美味しいと思いました。
アルコール度数控えめで、甘さと渋味はほどほど感じます。フルーティで果実味いっぱいなぶん、酸味も少々目立ちます。
とてもチャーミングでの飲みやすいワインですね。
大切な人へ愛のしるしとして送るにはいささかモノ足りないですが、親「愛」なる友人たちとみんなで楽しく飲むには最高なワインではないでしょうか。
ちなみにプロのテイスティングは以下の通り
色調は紫がかった濃いめのガーネット。香りは果実香主体でブラックチェリーのコンポートのような香りにすみれの花が調和。加えて、甘苦い風味のスパイスやほのかにヴァニラ、ビターチョコの香りなども。味わいはまろやかで柔らかな果実味から、酸味とのバランスのよい印象が広がり、余韻にはフレッシュ感を残す。タンニンはなめらかに溶け込んでいる。 byTASAKISHINYA
やっぱりプロは語彙が豊富ですな~。
ヴァニラとかビターチョコとか、いわれればあーたしかに!ってなりました。
【57点】
ワインから話題が外れますが、わたし個人としては「愛」より、「思いやり」とか「慈悲」って言葉が好きだったりします。
人間の「愛」ってなんか薄っぺらい感じがするんだよな~
今日も読んでくれてありがとう!