カサ・デル・セロ メルロ レゼルヴァ2015【55点】
5月9日(月)
今回のワインは
カサ・デル・セロ メルロ レゼルヴァ2015
です。
今回は2015モノですが、ブログを始める以前、半年ほと前に同銘柄の2014モノを飲んでいるようでした。
前回飲んだ記録を見ると
《岩の原ワインのチリ版的な味。ワイルドなんだけど大人しい、たしかな味がするんだけど特徴がない。》
みたいな感想が書いてあったけど、いま振り返るとかなりトンチンカンでしたな笑
それとも2014が薄かったのでしょうか(ワインのせいにしてみる)
この2015は全然岩の原ワインのようにサラサラした水っぽい感じではないです。
非常に濃い色で、赤み強めのパープルといったところでしょうか。
香りのボリュームがかなりあって、最初は濃厚な黒ベリー、口に含むと青臭さがあります。
開けて3日くらい経つと、フレッシュさはなくなりましたが、熟成香的な雰囲気を出しはじめて、まろやかになりました。
安ワインなのに、しかも2015とめちゃ新しいのに、得した気分になれます。
味としてはタンニンきつめで、まだまだ熟成のポテンシャルがありそうでした。まぁ生産者としてはさっさと飲むことを想定して造っているはずで、若飲みしても当然美味しいようにできています。
全体的に濃いめなんだけど、べたべた甘ったるかったり重々しく渋らっこかったりということはなく、メルローらしいフレンドリーな華やかさ、チリらしいワイルドさを味わえるワインでした。
【55点】
今日も読んでくれてありがとう!