ピルカ・カベルネ・ソーヴィニヨン2012【66点】
4月14日(木)
今日のワインはいわゆる「チリカベ」。正直あんまりいい思い出がないです~汗
チリワインがフランスワインを超えて輸入量ナンバーワンになったことは記憶に新しいですな。
その影響…かどうかはわからないですが、巷のワインを出すお店に行くと日頃ワイン飲まなそうな人が
「チリワインないの?」
と、俺は美味しいワイン知ってるんだぞ!どやー!的な態度でお店の人に接する姿をよく見るようになった気がするんだよな~。よーわからんけどチリ頼んどけぱマチガイナイっしょ!的な思想を根性ひん曲がりのインディは感じ取ってしまいます笑。
チリワインは特徴的でわかりやすいですが、そのグイグイ前にくる感じが良いか悪いかは飲む人の嗜好によるのでしょうな。
私はもっと優しい味が好きで、特にチリの野暮ったいピノ・ノワールは極力飲みたくないとすら思っています。
で、今日のワイン
ピルカ・カベルネ・ソーヴィニヨン2012
価格はセット販売で一本約1000円でした。
外観は透明感のある赤紫。輝きもあります。新鮮な見た目です。
香りは弱めですがカカオ比率の高いチョコレートのような香りがします。それに加えてカベソーらしい青っぽいニュアンスもあり。
アルコール度数としては高めです。タンニンはしっかり感じますが苦い渋いって訳ではなく美味しいお味わい。酸味は低めで甘味は高めってとこですかな。
実売価格に対してこのクオリティは頑張っておりますな!
前述のとおりチリのワインって荒々しすぎてあまり好きになれなかったのですが、これくらいこなれた感じにまとめてくれると美味しくいただけますな~。
作り手がシャトームートン、オーパス・ワン、そしてアルマヴィーヴァと泣く子も黙るスーパーワイン関わってきた人ということでその辺のノウハウがうまく生かされているのかもしれませんね。
こなれたチリカベ、なかなかよろしいですぞ!
【66点】
今日も読んでくれてありがとう!