【52点】オリヴィエ・ラクール シャルドネ 2015
7月12日(水)
最近ヒアリちゃんが話題ですな。
連日あんだけ報道されて危機感を煽られると
「なんかやべんじゃね!?」
的な根拠のない不安に襲われてしまいます。
しかし!今日のワイドショーにアリ専門の学者が出演し
「確かに危険はあるが取り急ぎ人間の生命を脅かすものではなく、ここ最近のメディアは過剰に取り上げすぎている」(取意)
と指摘していました。ほほぉ~。
はたしてホントのところどれ程の危険度なんでしょうねぇ。
インディはこれまで大手メディアによって「とある損害」を被ったことがあり、彼らのことは信用していません。所詮は自分の都合、損か得かで動く組織の一員であるわけですし、伝えることに対する何らかの権力意識が透けて見えて、好きになれないわけですな。(一生懸命やっている末端のジャーナリストはその範疇にない)
今日も番組の中で散々ヒアリの脅威を煽るだけ煽いだ挙げ句、その専門家に「ヒアリダンス」なるアリの除去法を実演をさせ、それを「なんすかそれ~笑」的にコメンテーター一同が茶化していたことが印象に残っています。
結局、面白ければなんでもいいと考えているんでしょうが、どうも今日の某局ワイドショーは「ヒアリ脅威のマッチポンプ」ということが頭をよぎり、あまり感じの良いものではありませんでしたねぇ。。。
メディアリテラシーということが叫ばれて久しいですが、どのように情報と接していくか(これはワイン業界でも全く同じなのでしょうが)、が極めて重要な時代だなぁと感じた一日でした。
・・・
というわけで本日のワインは
であります。
南フランスの地ワイン、ペイドックです。品種はシャルドネ単一でヴィンテージは2015です。
ヴァン・ド・ペイのなかでもとりわけペイドックはハズレがない印象なので個人的には安心して開栓することができます。
圧縮コルクでカジュアルに仕上げてありますね。
グラスに注いでみました。
ここ最近暑いということもあり、冷蔵庫でキンキンに冷やしたものを飲みます。
【香り】ボリュームは控え目ながら全体の印象としては甘めですね。熟して水分が抜けた果実を思い起こしました。口に含んだあとの香りはハチミツを連想。
【見た目】黄色味が非常に強い。南方の熟したシャルドネが使用されていることが思い起こされます。
【お味】軽やかではなくしっかりとブドウの味を感じます。口に含んだ直後の甘さと後味の苦味が印象的。なんとなく梅酒の雰囲気があります。
【総括】「がぶ飲みワイン」と売り手が銘打っているように、じっくりと味わうというよりもキリッと冷してガブガブ飲むのが楽しいワインですね。実売価格は¥1,000を下回っていたはずなのでこれだけの内容があれば満足とまではいかずとも充分でしょう。
おつまみは地元産ナス&遠方に住んでいる祖父作ナスを使った揚げびたし。
インディは夏野菜大好きでナスもキュウリもトマトもズッキーニも何でもいけます。特にそのなかでもナスの揚げびたしはナンバーワンであります。とりわけ大きい水ナスが好きです。
【52点】
今日も読んでくれてありがとう!!
【53点】鶴の友 別選 樋木酒造
7月9日(日)
本日の新潟は気温がめちゃめちゃ上がっております。車の温度計で33度くらいでした。
体感的には今年イチバンといったところです。
こうなってくると気がもめるのはお酒の保管、管理です。
インディは基本的にワインセラー(MAX39本収納)を使用していますが、それだけでは手持ちのワインが入りきらないわけです。
そこで値段や希少性が低いワインを中心にすぐに飲む代物は冷蔵庫に、しばらく飲まないものは漆喰白壁で囲まれた階段下のデッドスペースに保管してあります。
問題になってくるのはこのデッドスペースの方。ここまで外気温が上がってくると保管場所の温度も26度くらいなっていました。
ワインの品質を変えないラインとしてMAXで24度とインディは考えておりまして、これはちと高すぎですね。
かといってもう一個ワインセラー買うのも気が引けるし…ほんの短い夏の間だけだから気にしないでおくかなぁ。あーどうすっかなぁ~迷うぅぅ~。。
と、いう感じで気がもめてる初夏のインディでありました。
・・・
そんな本日のお酒は
鶴の友 別選 樋木酒造
であります。
インディもたまに足を運ぶ優良酒屋である「あたらしや」酒店に鶴の友の造り手である樋木酒造の丁寧な紹介文がありました。
「"地酒"とは本来はその各々の土地で飲まれるものであり、 そこへ赴かなければ飲めない酒のことだ」 蔵元は「地酒屋」としての確固たる信念を持ち続け、 量は少なくとも、完璧なまでに目の行き届く酒造りに取り組んでいます。 そしてその酒のほとんどがその地元西新潟を中心に流通するという徹底ぶり。 まさに蔵元の言う「地酒屋」そのものと言えましょう。
ほほぉ~。鶴の友ってインディの周りでは結構見かける印象なのですが、そんなにたくさんは流通していないんですなぁ。なんかありがたい気分になります笑
それではさっそく飲んでみましょう。
今回もいつものように冷蔵庫で冷やしたものをリーデルの小ぶりなグラスに入れてやりました。
【香り】冷酒ではほとんど香りを感じることはありません。常温に近づくにつれて桜餅のような上品な香りが立ち上がってきます。ハーブ系の含み香。上品な印象。
【見た目】非常に透き通ってきて、色味を感じない。新潟の酒といえどもここまでクリアなのはめずらしいですね。
【お味】淡麗辛口なのはもちろんですが、旨味も感じる。後味すっきりでとてもキレが良いです。荒っぽさはなく酸味も抑えてあるので口に含むと優しさを感じることができます。
総じて丁寧に造られたお酒だなぁと思いました。特筆した強みや特長があるわけではなく、広いシチュエーションで楽しめるようにバランスよく仕上がっているようです。
お酒自体に飲みごたえや満足感があるというよりも、やはり日本酒の王道である食べ物との合わせによって真価を発揮するのでしょうなぁ。
【53点】
今日も読んでくれてありがとう!!
【80点】ことぶき寿司 亀田店@新潟市
7月1日(土)
「寿司屋で飲む」というのは大人の嗜み。
インディは少ないながら何回か経験したことがあります。
厳選された素材と職人の技、それに上等な日本酒…とくれば極上の食事になること間違いなし!!
…なわけですがいかんせん本格的な寿司はお高い!!本気で食っての飲んでしたら少なくとも一人¥10,000は予算見とかないと安心できないでしょう。これは贅沢だよねぇ。
かといって100円寿司で飲むのもちとなぁ…と。
そんなときにインディがイチオシなのはこちらのお店
ことぶき寿司 亀田店
であります。回転寿司ではあるのですがクオリティがめちゃ高いことで地元で有名なお店であります。100円寿司よりも価格はあがりますがクオリティが高く、それでいて本格寿司よりもかなり割安、という感じ。
以前もここの寿司をつまみに飲んだ記事を書いております。
この時は寿司に原酒合わせて、イマイチ!とかのたもうてますなぁ。
今回はお店まで食べに行きました。
お目当ては毎週土曜日18時30分~開催されるマグロの解体ショーです。毎週末やっているってすごいすよね。しかも色々種類のあるマグロの中でも、しっかり本マグロを使っているってのもフーディーとしてはポイント高いところ。
開始10分前に到着しましたが、残念ながら満席…順番待ちが数組居ました。
もしやこれはショーは見れても、マグロにありつけないのではないか…と心配になりましたが、順番待ち最中にお寿司の予約ができました。これなら不公平感がなく安心ですな。
時間になったら開始の合図、鈴が鳴らされます。それと同時に握り場にてマグロが披露されました。
混んでいて良いポジショニングで写真撮れなかったんですが、真ん中にマグロがあるのわかりますかねぇ…。
この日は70キロの本マグロでした。
とったどーー!!って勢いでまず頭が落とされます。
この時ばかりは寿司屋のお客さんというよりも、なんらかのスポーツの観客と化したギャラリーから、おぉぉぉ~~!!!の歓声があがります。
カマを取っているところ。
はい、取りました。
ここからさらに希少部位であるカマトロを取ります。
このサイズのマグロから10貫分?だったかな??ほんのわずかしか取れないそうです。
早い者勝ちで注文したい人が挙手してゲットしていました。お値段¥900くらいだった気がします。
うまそうな感じで横になっているマグロさん。
店員さんが頭を持ってテーブルを回ってくれます。タッチオーケーだけども、まちがって店員さんにタッチしないようにね。
インディはこのタイミングでテーブルにつくことができました。
まず予約していたマグロの赤身登場。
普段¥320のところ¥280だった気がします。
旨味充分でとても美味しかったです。
ワタクシは4貫ほどいただきました。
寿司屋に来たらもちろん日本酒です。ビール等々頼まずに最初から日本酒いきます。
今回は越乃寒梅 灑 ¥580
冷で頼んだらフルートグラスに入れて持ってきてくれました。
個人的に日本酒をグラスで飲むのは大好きなのですが、贅沢言わせてもらえばここはフルートグラスではなく、もう少しふくよかなグラスで出して欲しかったところですね。いや、普通に美味しかったんだけどね。
ちなみに家では日本酒飲むときにはリーデルオヴァチュア(赤)を愛用しています。
次に中トロ。
こちらは通常¥380のところ、まさかの¥200!赤身よりリーズナブル!!
旨味と脂のバランスが絶妙で超絶に美味しかったです。この日間違いなくこれがイチバンでした。
お安いお値段には制限時間がありましたが、時間以内であれば何皿でも注文して良かったので、もっと大量にオーダーしておけば良かったなぁ…と後悔しています。なかには10皿以上オーダーしている強者もいました。
極端な話これだけ食べ来ても良かったかも。
次にアジ¥160。
この日は佐渡産でした。インディは光り物大好きで寿司食べるときはコハダ、アジ、イワシ、サバはあれば必ず頼みます。
このタイミングでマグロの中落ち軍艦握りをかけたじゃんけん大会が開かれましたが、インディは見事に敗戦。。店員さんにじゃんけんで勝てば中落ち軍艦を無料でサービスしてくれます。ざんねんしょ。
軍艦なしかぁ…!と傷心のところ、今月お誕生日のお客さんに通常¥580の大トロがサービスされました!!
何を隠そう7月生まれのワタクシ、ありがたく大トロにありつくことができました。捨てる寿司あれば拾う寿司ありですな。
まぁタダでもらっておいてなんですが、美味しかったとはいえまだ成長途中のマグロだった故に脂のノリがイマイチで、中トロの方が好みの味でした。
といってももうひとつ大トロを頼んでしまうのはご愛敬。
続きましてこの日の特選デカネタ、スズキ¥260。これは新潟産。身がこなれていました。
写真はないですが、この辺でお酒おかわり。
二杯目は鶴の友。こちらはグラスではなく徳利とお猪口で提供でした。
最後にサバ¥160。
ほどよく〆てあって美味しゅうござんした。
ネタが大きいのでこれだけ食べればお腹いっぱいですね。
同行したイタリーちゃんの分も含めて二人で¥4,500ほどでした。コスパが良く非常に満足感高いです。
所感としましては、解体ショー楽しいしおトクなのだけども、かなりざわついて活気が良くなるのでその空間を楽しめる人には良いのでしょうが、反面静かに食事したい人には居心地が悪いかもしれないな、と感じた次第です。
また注文方法も電子化されていないので、いちいち「すいませーん!」と声を出す必要があります。ちとこれはメンドイね。
まぁ細かく言えばきりがないのかも知れませんが、何だかんだ言ってもやはりインディはここんちが大好きであります。
ごちそうさまでした!
ことぶき寿司 亀田店
〒950-0166 新潟県新潟市江南区亀田旭3丁目1156−1
025-382-8993 https://goo.gl/maps/Qg6cEKM1Cby
【80点】
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【72点】イエローテイル リースリング2015
7月3日(月)
7月になり、ついに梅雨本番に突入した感のある新潟。県内各地で大雨が降っております。インディ家近所の信濃川の水位を見るとかなり上がっていますねぇ。
ここまでエスカレートすると情緒溢れるしとしと雨の梅雨ってよりも、びびりのワタクシとしては命の危険を感じる自然災害一歩手前…と感じてしまう次第です。
昨夜から各地で避難情報が出され、お年寄りやからだの不自由な方は避難する準備を… 云々と情報を「出す側」は言っているようですが…「出された側」のお年寄りやからだの不自由な方はどうやってこの大雨のなか避難すればいいんでしょうね。前が見えないような暴風雨の中、まさかそういった方々に傘さして自宅から避難所へ移動せよと言っている訳ではないと信じたいのですが、どうなのでしょうねぇ。
何となく、避難情報は出していた→それでも被害にあったのは自己責任!といった「出す側」の都合の良い主張に利用されそうな気がしてならない、そんな雨の中のインディであります。
・・・
というわけで本日のワインは
イエローテイル リースリング2015
であります。
記事にはしていませんが、今まで何度かこちらの造り手であるイエローテイルのワインは飲んでいます。オーストラリアのワインメーカーであり非常にコストパフォーマンスに優れています。基本的に何選んでも大ハズレすることがありませんね。安心してチョイスすることができます。
日本でのインポーターはサッポロビール。こりゃ良いワインを選ばれましたなぁ。
今回のリースリングはかなりドライな造りになっております。
【香り】爽やかですがドイツ的な柑橘系というよりも甘い系の果物の香りがします。桃。ボリュームは控え目ですが必要充分。
【見た目】クリアイエロー。濁りはなくサラサラしています。ソーヴィニヨン・ブランと比べると黄色味がやや強いか。色からしてしっかりした主張のあるワインとの印象を受けます。
【お味】アルコール度数は低め。ドライな甘さが上品で印象に残ります。リースリングらしい酸味は控え目で口当たりが良いです。後味は完熟グレープフルーツ。温度が上がるにつれて甘味が前に出てきます。余韻は長く続きませんが、キレがよく爽やかです。
総じて美味しいワインでした。とびきりの感動は求められませんが、充分幸せになれる品質でした。
売り手は冷して飲むことを推奨しているよつです(8~10度)が、あまりキンキンに冷やすとこのワインらしいチャーミングな力強さが出てこないので、キンキンよりも少々常温に近づけた冷え具合が美味しいと思いました。やり過ぎて温いのはダメですが笑
【72点】
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【76点】オイスターバーあじ蔵@鳥羽市
5月18日(木)
前の記事同様、5月に行った三重旅行の続きです。
三重といったら松阪牛だけじゃない!牡蛎もあるぜ!!ってことで地元のオイスターバー、あじ蔵に行きました。宿泊可能なレストラン、いわゆるオーベルジュってやつですな。今回は宿泊はせずにレストランだけ利用しました。
ここんちのディナーはアラカルトも用意してあるけども、基本は要予約のコースのみだそうです。お値段ズバリ¥5,400なり。これはオイスターバーというのか!?笑
ふらっと軽く訪れるにはちとハードルが高い感じですな。
そのハードルの高さのおかげで絶対数としてお客さんが少なく、しかもみなさん紳士淑女であったので優雅に食事ができました。ですので、プライス的には良いんだか悪いんだかですね。
お店の雰囲気はスタイリッシュ!素敵でした。
飲み物メニュー1
飲み物メニュー2
ホームページに載っている内容とほぼ同じだったのは素晴らしいすな。違うお店とか結構あるもんね。
牡蛎には白合わせる人多いと思いますが、白のリスト見るかぎり
アントル ドゥ メール “シャトー ムーラン ド ローネイ¥4,000
→ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン主体のハウスワイン的な位置づけ。さっぱりで何物にも合う。特にこだわりがなければこれを頼めば幸せになれる。
シャブリ ドメーヌ ジャン グレー エフィス¥5,500
→牡蛎とシャブリは鉄板!牡蛎とのマリアージュを楽しみたい方はこちら。しかもシャブリでは珍しい有機栽培生産者だそうです。
プィイ ロッシェ モノポール クロ デ ロック¥6,500
→シャブリと同じシャルドネ。しかしこちらはより南方の生産地であるプィイロシェのワイン。味が濃く風味豊かなことが想像できます。スモーキー感もあるとのことですので香ばしく焼いた系の魚介にピッタリではないでしょうか。04vということで熟成が進んでいることもポイント!
ムルソー クロ デュ ドメーヌ ドメーヌ ダルナ¥10,000
→こちらもシャルドネ、ブルゴーニュの銘醸地ムルソーのワイン。村名クラスの充実感。濃厚なソースを使った魚介料理。もしくは鶏肉や豚肉との相性が良さそう。
ってな感じでしょうかね。
テーブルセッティングもカッコイイです。
赤い布があるだけで雰囲気全然違ってきますね~。
お通し
詳細は忘れましたが、これだけで充分飲めました。
右上にちょこっと脚だけ写り込んでいるのは食前酒。
2品目は生岩牡蛎
一人2個でした。ひとつは地元産でもう一方は三重県内のブランド牡蛎(名前失念)。三重県における岩牡蛎養殖のパイオニアが育てた岩牡蛎だそうです。
お店の方は濃厚さが違う!と言っていましたがインディには違いがよくわからず笑
どちらも美味しかったです!
続いて焼き牡蛎。
こちらも一人2個。焼き牡蛎は真牡蛎でした。こちらも地元産。真牡蛎はオフシーズンかなと思っていましたがあるんですね~。さすが伊勢志摩の真牡蛎!美味しかったです。個人的には岩牡蛎よりこっちが良かったな。
この日は牡蛎づくしのコースということで、飲み物はシャブリにしました。
(重なりますが)シャブリ ドメーヌ ジャン グレー エフィス¥5,500。
詳細は失念してしまいましたが、美味しいシャブリでした。実売価格は¥3,500ほど?それを考慮してもナイスなプライス設定です!
ただ残念な点がふたつ!
まず出てくるのが遅い!一番最初に頼んだのに出てきたのは3品目の途中でした。生牡蛎とシャブリ合わせたかったのにぃ~(涙)
そしてグラスがなぜか熱い!温いではなく熱い!!食洗機かけてすぐだったのか、コンロの近くにあったのか詳細は不明ですが、さすがにこれはねぇよなぁ…と思いグラス交換してもらった2個目も同じく熱かったです。。
美味しいワインだったのに…残念な印象が強く残ってしまいます。。
今回はたまたま運が悪かっただけかも知れませんが、ワイン提供者にはプラスアルファのサービスは求めないけど、悪印象なサービスは何としてでも避けていただきたいもんですなぁ。
牡蛎のソテー
盛り方も秀逸。贅沢に牡蛎が使われています。これが一番好きだったかも。
牡蠣鍋。
美味しかったけども、火の通りが非常に悪く?卓上燃料かなり追加しました。
揚げ物
揚げたてさくさく。
牡蛎と魚と…なんだったっけかな…
もうこの辺でお腹いっぱいす
牡蛎ご飯、味噌汁と漬け物
文句なく美味しいけどもお腹いっぱい…しかしもちろん完食!
〆のデザート。パンナコッタとシュークリーム?だったかな?この辺から飲みすぎで記憶が…
あがりのコーヒー
やっぱ最後はコーヒー飲みたくなるよねっ
ご馳走さまでした~!
というボリュームたっぷりのコースでした。
1品1品のクオリティも高かったし、ワインとも良く合いました。シャブリ一本完飲。
これで二人で¥15,000くらいでした。
良かったんだけども…うーん、なんなんだろうこの少し残念な気持ちは…。
ワイン提供における落ち度?もさることながら、きっと「三重の牡蛎」に対する期待に対して、出されたものがその期待を大幅に上回らなかったことが原因なのかなと今振り返れば思います。
たとえば岩牡蛎だったらもっとデカくて美味しいのが新潟でも食べられるわけですし、美味しい牡蛎出すオイスターバーは全国各地多々あるのではないかと思うわけです。
せっかく名産地で食べるんだからもうひとつ突き抜けた何かが欲しかったところです。
まぁ伊勢志摩は岩牡蛎ってよりも真牡蛎がメインなので、この時期にそこに期待かけていったこっちが悪いっちゃ悪いんだけどもね。。
ってことで今回はちと厳しめで
【76点】
今日も読んでくれてありがとう!!
【77点】モンテス パープルエンジェル2014
6月29日(木)
結果はGKブラボの神がかったPKストップにより、チリが決勝進出をはたしました。
いやーチリ良いチームですなぁ。。小兵ながらひたむきに懸命にプレーする姿に感動しました。171cmしかないメデルがロナウドとかと競り合っている姿とか特胸アツ!!
サンチェスの華麗ながらも力強いゴールが見れなかったのは残念ですが、それは決勝に期待ってところでしょうか。
さぁ今夜はもうひとつの準決勝ドイツVSメキシコ。はたしてどちらが勝ち上がるでしょうか!今日もこれから寝て早起きします!!笑
・・・
といった本日のワインは、コンフェデを意識した訳ではないですが偶然にもチリのワインです。
モンテス パープルエンジェル2014
チリを代表する優良生産者モンテスのアイコン的なワインですね。
今月のエノテカハッピーワインに指定されています。
定価¥7,020のところ¥4,212でした。やっぱハッピーワインはかなりオトクですね。
今回のパープルエンジェルは自分から積極的に購入したわけではなく、ワイン好きの同業者であり、先輩のAさんから推されての購入でした。
Aさんと先日今月のハッピーワインついて語っていたときに、インディはスペシャルキュベのピノとソーヴィニヨン・ブランを購入予定だと伝えたところ…
「インディさんよぉ~、モンテス語るなら絶対にパープルエンジェルは外しちゃいけないぜ~。これから買うなら店にある分全部買っても良いくらいだ」
とアツいレクチャーをいただきました。
基本的に他人の言うことを素直に聞かない傍若無人なインディですが、何を隠そう私がワイン好きになったのはAさんからエマニュエル・ルジェのヴォーヌロマネを飲ませてもらってからですので、そういう偉大な先人の言うことは聞かない訳にはいかないのです。
というわけで急遽予定変更で、購入してきたのでした。ただし様子見で一本だけ笑
・・・
【香り】非常に複雑な香りがします。それでいて濃厚。キャラメルとインク、そして何よりもウエッティな刻みタバコを連想。樽も効いています。南米的なワイルドさよりも欧州的な奥ゆかしい印象ですね。香りのボリューム大。
【お味】粘度が高く、アルコールもかなり強めです。相当熟したブドウを使用していると想像できます。タンニンも強く口のなかがジュッと引き締まる感じがします。濃い飲み口ですが甘味、酸味は中庸。果実味よりもスパイシーで濃厚な方向性。ただし口当たりは悪くありません。
【見た目】濃黒紫。濁ってはいません。見た目からも粘度の高さが目につきます。
【総括】ちょっと他ではないような重厚なボトルが印象的。
開けてすぐの率直な感想は、飲み手を選ぶワインだなということ。
普段からアッパークラスなボルドーワインを飲んでいるような層には、「おっ!」というような感動があるのでしょうが、最近の私のように白ワインや日本酒、ピノ・ノワール、尚且つペラペラ安ワインが好みの層には少し飲みづらさを覚えると思います。
この複雑な出来ばえに価値を見いだせる層には間違いなくおすすめでしょう。
熟成ポテンシャルも高いそうですので、あと五年以上は寝かせてみたいと思いました。カルメネール、面白いですね!
開けてすぐよりも30分くらいしたほうが美味しくなりますし、一晩寝かせたものはさらに美味しいです。2014はまだまだ若いですね~。
Aさんご紹介ありがとうございました~!
店にある分全部はキツいけど、ストック用にもう一本買うか迷うなぁ。。笑
【77点】
今日も読んでくれてありがとう!!
【37点】深雪花 白
6月27日(火)
この日のワインは地元新潟が誇る岩の原ワイナリーの高級グレード、深雪花(みゆきばな)です。
以前深雪花の赤を飲んだことがありまして、結構好印象だったので白に対する期待度はかなり高かったのですが…正直イマイチでしたねぇ。。
岩の原葡萄園とは…
「日本のワインブドウの父」といわれる川上善兵衛が明治23年に新潟県上越市にブドウ園を設立したのが始まり。彼は気候風土に適したブドウを求めて品種改良に没頭、約1万種の品種交雑の中からマスカット・ベーリーAをはじめ22品種の優良品種を世に送り出した。また良質なワインを造るため、発酵温度コントロールや夏場のワイン熟成庫の温度管理に越後名物の雪を利用。冷却設備の無い時代にワイン熟成庫である「第二号石蔵」に雪室を併設、雪を保存し雪による冷却を実現させた。それから100年、岩の原葡萄園ではCO2の発生量を削減して環境負荷を軽減することを目的に雪室を復活させ、更に冷却機能だけでなく雪を直接利用したワインの熟成も行う。現在、明治27年建造の第一号石蔵は国の登録有形文化財、第二号石蔵は上越市の指定文化財となっている。
Vinica より引用
すべて国産ブドウを使用したれっきとした日本ワイン。
白ワインの代表品種であるシャルドネと、川上氏が開発したローズシオターで造られているそうです。
日本ワインという括りでは美味しい部類なのでしょうが、同じお金(¥2,000ほど)払うならニュージーランド、オーストラリアといったニューワールドはもちろん、フランス産の白も狙えると思うので、ちとコスパが悪い気がしましたねぇ。
造り手はきっと狙ってこういったマイルドでキレのある味わいを造り出しているのだと思いますが、非常にのっぺりしていて無表情。「繊細」と表現するにもさすがに物足りない印象です。
反面、色々な料理に合うポテンシャルは持っています。ただ、合うに留まり、引き立たせるというレベルまでは厳しいか。
もう一声、チャームポイントがほしい。
【香り】フレッシュでみずみずしいライチ。梨。
【見た目】限りなく透明に近いイエロー。
【お味】特徴が掴めない。酸味も甘味も微か。口当たりは良い。
【37点】
今日も読んでくれてありがとう!!