kikusan 銅鑼湾店@香港【45点】
9月某日
ご好評いただいております孤独の安ワイン香港ロケ!今回は第6弾であります!!
これまでのまとめは最後に記載させていただきます。
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この日は香港の観光、グルメ、ショッピングの中心地、銅鑼湾(コーズウェイベイ)にある
Kikusan
にてランチでした。
このお店はコーズウェイベイのなかでも、とりわけ洒落乙な商業施設、ハイサンプレイスの中にあります。
当初の予定ではここのビルに入っている有名店「何洪記」にてお粥を筆頭に、ミシュラン掲載の料理に舌鼓を…と思っていたのですが
まさかの改装休業(汗)
イレギュラーな事態が発生したわけですが、外も大雨で街歩きする気にもなれず、ハイサンプレイス内にあるこちらのお店でランチをすることにしました。
後になって気づきましたが、セントラルのランドマークでランチタイムにいつも行列ができているお店こそ、このkikusanですね。
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写真はありませんが、非常にスタイリッシュな店内。おおよそ11時30分という早めの時間に行ったおかげ席はでかなり空いていました。
店員さんはいかにも香港の今時の若者って感じで、金髪もいればタトゥーだらけもいます。そして英語ベラベラ。そんな彼らが必要にして十分な接客をしてくれました。
メニュー
何の店かわからず入ったわけですが、点心に…和食?Japaneseテイストなお店なのかな。
とりあえずビール HKD42
日本のも含めて何種類かありました。ここはフランスの1664 blancをチョイス。
豚肉小籠包&鶏肉小籠包 HKD48&HKD46
前日に食べたディンタイフォンの小籠包には遠く及ばないクオリティ……。小籠包って難しいんだな~。ってかまぁディンタイフォンはそのジャンルでは世界屈指の専門店なわけで、比べるのもちとアレか(汗)
一生懸命できたてアツアツを持ってきてくれたことは高評価です。
Kikusan ロール HKD68
ここんちの看板メニューなのか、お客さんのほとんどがオーダーしていたのがコチラ。 真似して注文してみました。
要はネギトロにイクラにウニがのった軍艦巻きですな。
ビジュアルが強烈でめっちゃ旨そうでしたが、実際食してみると…残念ながらイマイチ!期待が大きすぎましたかネェ。
やっぱ寿司は日本で食べるに限りますなぁ。
なんというか、普通のご飯にネギトロとイクラとウニのっけた味(そのままやん)なんですわ。いわば「クッキング」された感がないのであります。
例えるなら、普通のパンに普通のハンバーグ挟んではい終了!って感じ。
「パンにハンバーグ挟んだもの」と「ハンバーガー」は別物なわけです。
こういうのはやっぱりその料理を食ってきた文化の差。食ってきた歴史の長さが違うわけですね。(「食ってきた歴史の長さ」はインディの最近のお気に入りワード)
同じようにスープは逆立ちしても中華圏の国々に日本は逆立ちしても勝てないと思います。
とまぁ、余計な講釈たてて失礼。
これだけ食べて
HKD224.40(10%サービスチャージ込み)
でございました。
まぁこんなもんかな、という感じ。
コーズウェイベイで一人HKD100ちょっと越えたくらいでランチできるわけですからね。ビール飲んでるし。
余談ですが、香港は巷のお店でビール買うとメッチャ安くて日本の半額以下で買えます。ただなぜかお店で頼むと日本以上のプライスになっていたりします。
空席が目立っていた店内も、12時を越えたら一気に客足が伸びて満席になりました。この人気ぶりをみると、もしかしたら頼んでいないシグネイチャーメニューがまだあるのかもしれませんね。
思い出に残る美味しい料理には出会えませんでしたが、気持ちのイイお店でした。
というわけで、流れのなかでたどり着いた日本風料理のレストランkikusanでありました~。
【45点】
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香港ロケ
その1
その2
その3
その4
その5
ピシデ テンプラニーリョ2013【36点】
11月18日(金)
この日のワインは
ピシデ テンプラニーリョ2013
京橋ワインにて購入。6本6,890円、「全部パーカー90点オーバー」セットのなかの一本です。
スペインのテンプラニーリョ。
良く日本ではテンプラ「リーニョ」と誤表記されちゃうかわいそうな子ですね。
見た目:濃い紫色。透明度低い。
香り:樽の香りが全面に出ている。テンプラニーリョは樽の香りが移りやすいそうですね。それに加えてプラムの印象があります。
味:タンニンが強烈で、酸味も感じる。甘味は低い。硬くしっかりしたボディ感。アルコール度数も高め(14%)。
熟成を期待させるワインでありますが、今飲むとかなり荒々しく感じるますね。
赤身のビーフステーキとかと合いそうですね。
ガツンとくる系なワインがお好みなら美味しく飲めるでしょうが、上品なワインがお好みなら全然楽しめないですね。
熟成へのポテンシャルへの期待を込めてのパーカー90点なのかもしれませんが、普通に飲んだらとても高評価だとは思えず、パーカーポイントなんていい加減なもんだな~と思うところです。
残念ながらインディにはちょっとイマイチでした。
【36点】
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追記
開けて3日目、荒々しさが取れてちょうどよくなっています。これなら美味しいネ♪
すぐ飲んで口に合わない場合はしっかり栓して冷蔵庫にイン!して翌々日に飲むのがオススメです。
【46点】
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カーヴ デュ シャトー ド シェナ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2016【20点】
11月17日(木)
この日は今年のボジョレーヌーボー解禁日ということで、
カーヴ・デュ・シャトー・ド・シェナ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2016
を飲みました。
インディ家では代々知り合いの酒屋さんからこの時期になるとボジョレーヌーボーを2本ほど届けてもらっています。造り手は酒屋さんにお任せ。
そして同時に自宅用だけでなく今年一年間お世話になっ方々(親戚中心に)にも同様に2本ずつ御歳暮がわりにボジョレーヌーボーを送っていただいております。
超優良な酒屋でありインディの日本酒の師匠であるKさん、いつもありがとうございます。
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さて、ボジョレーヌーボーといえばお祭りワインですね。
味を期待して飲むものではなく、その年の収穫をお祝いしてパーっと飲む祝酒(味は二の次)的な飲み方が一番正しいような気がします。
したがってそんなに美味しいものではないと、わかっているわけです。それでも、わかちゃいるけど、やめられないのが人間の性。
これは、お祭りには参加せねば!精神ともいえるでしょうかね。
見た目:紫蘇ジュースのような色。すごい紫です。透明感もいまいちかな。
香り:花の香り、スミレ?
お味:ボジョレーヌーボーのわりに渋味を感じました。酸味はほぼなし。
飲みやすいはずのヌーボーですが今年は全然飲みやすくなく、はっきりいえば美味しくない。Kさんすんません(涙)
今年のブルゴーニュは春の霜と雹、秋のべと病と災難が続いたようですね。
その影響かどうかわかりませんが、私にとってこのボジョレーはここ数年で一番美味しくないボジョレーでありました。ちなみに記録を見返すとこの造り手のボジョレーヌーボーを昨年も飲んでおります。その時はここまで悪くなかったと思うんだよなぁ。出来れば個体差で私が飲んだボトルがたまたま悪かっただけだと願いたいものです。
万が一ブルゴーニュ地域の生産条件が整わなかったことに由来する出来の悪さだとしたら、2016ヴィンテージのブルゴーニュ全体の出来を心配せずにはおれません。
ブルゴーニュも広いわけで一概には言えないとは思いますが…この難しい状況であっても優良生産者の皆さんにあっては、グッドなワインを造っておられることを期待しております。
【20点】
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カルーソ・エ・ミニーニ タサリ カタッラット【60点】
11月17日(木)
この記事を書いている時点(11/19)で、アルビレックス新潟SB松原選手の横浜FMへの移籍が発表された。
個人的に松原には期待していただけに非常に残念である…その残念さに拍車をかけるのは
「ケガばっかでしてまだなんもしてねーねっか!」
というセコい気持ち。。
まぁ今年はチーム事情から慣れないCBとして出場して、J1残留に貢献してくれたのはいうまでもないだろうが、それでも大きな期待とともに大分から移籍してきて、長く怪我で試合に出ていなくてもずっとチームとサポーターに支えてもらって 、さぁこれからだ!…ってときにフリーで移籍とはガックリ来るものであります。
残念さを吹き飛ばすような今後の補強に期待したいところですね。
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という、この日のワインは
カルーソ・エ・ミニーニ タサリ カタッラット
京橋ワインのセットのなかの一本。6本¥5,378であります。
この日は2016年のボジョレーヌーボー解禁日ですが、ボジョレーはほどほどに(一杯だけ飲んだ)、世間の空気を読まずイタリアの白ワインでございます。
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何となくアクアパッツァを作りたい衝動に駈られたので近所のイオンで材料を購入しにいきました。インディさんはたまに料理人魂が目覚めるときがあります。
買ったものすべて半額というドケチぶり。
小振りながら地物(確か佐渡産)の真鯛が一匹約¥200ってのはお買い得ではないでしょうか。ウロコとエラと内蔵をとってくれてあるってのもうれしいですね。
アクアパッツァとはイタリア料理、イタリア料理といえばイタリアワイン!ということでアクアパッツァの仕込み用に自宅にあったこのワインをチョイスしたのでありました。
料理に使ったのは200ccほど。あとは料理の最中と食中にいただきました。
ワインで煮込んで
完成!
アンチョビは高額(¥350ほど?)だったので買うのをやめて、ナンプラーで代用しました。それが中々うまい!欧州とアジアのミックスカルチャーですな笑
美味しくアクアパッツァできました。
「毎日のご飯の支度」は大変ですが、「気の向いた時のお料理」は楽しいのであります。
さてこのワイン。
見た目:青みがかった黄色。ベリークリアーです。
香り:オレンジのような甘めな柑橘類の香り。
お味:口に入れた直後の酸味は控え目だが、あとからジュワ~っときます。オレンジな香りに反して味はもっとシャープで苦味を伴う故にグレープフルーツを彷彿とさせます。果実感は中庸、スムースでフラットな飲み心地ですね。
この度はアクアパッツァ用のワインとしても充分な働きを見せてくれました。
飲むワインと材料のワインが一緒ですの合わない訳がないですね。アクアパッツァとのマリアージュもバッチグーで、気づけば一本飲んでいました。料理と合うと本当にワインが進みます。
次はイオンのお魚は卒業して、新潟の地の利を生かしてマーケットに出向いて、ゴツい魚を確保して、もう一回アクアパッツァやりたいな~と思ったところであります。
【60点】
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ラーメン二朗新潟店@新潟市【71点】
11月12日(土)
この日は
ラーメン二朗 新潟店
に行ってきました。
二朗が新潟にできて約一年。ようやく行ってきました。
今年は八王子野猿街道店にも来店しております。
その時は不衛生?な二朗らしさが悪く働きまして30点とイマイチな評価でしたが、はたして新潟店はどうでしょうか。
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行ったのは土曜日の13時30分…くらいだったかな?
ピークタイムをずらしたわけですが、お店の外まで行列ができていました。店内の待ちスペースに6、7人、外に8人くらい。その後も行列は収まらず続々と並んでいました。やっぱり人気店ですね。
15分~20分くらい並んで着席。
新潟店はチャーシューがうまいという事前リサーチの結果があったので、今回は
ラーメン 小 ぶた (ニンニク)
を注文。
八王子と比べると野菜の盛りがまだ常識的でちょうど良いですな。
注目のぶた。分厚いのが5、6枚入っていました。柔らか~くて食べごたえがあります。リサーチどおり美味しいですね。
味付けは控え目で、温度も低い(冷たい)ので、一回スープに潜らせてしまって温めつつスープを吸わせてから食すのがオススメ。
麺も美味しかったし、スープも美味しかったし、インディ的には今まで食べた二朗のなかで1番グッドでした!
二朗用語で
KK (完飲完食)!!
カラダに毒なので絶対にKKしない!と心に決めて来店したにもかかわらず、美味しくてやってしまいました(爆) 達成感が半端ないすな!
床も滑らないし、食器も綺麗だし、お店の雰囲気も優しいし、その辺も好印象でした。
まだ二朗のコールに慣れていない新潟県民が多いからか、「ニンニクいれますか?」に「えっ?」っと戸惑ってしまったり、逆にネット情報だけを頼りにした謎の通ぶったコールで店主を困らせたりと、一年たってもまだ初々しいやりとりが見られるところもチャーミングですな。
美味しゅうございました。
【71点】
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ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ マルサネ ルージュ レ・シェゾ2012【78点】
11月14日(月)
この日のワインは
ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ マルサネ ルージュ レ・シェゾ2013
であります。
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さて、今まで気ままにワインを楽しんでおりましたが、どうせ飲むんだったらもう少し体系的にワインを飲んでみようかな~という気が起こってきた今日この頃。
バルセロナとマドリードのサッカーがちがうように、セリエAとプレミアリーグのサッカーがちがうように、ヨーロッパと南米のサッカーがちがうように…
ワインにもそれぞれの個性があるわけで、ただ単に刹那的に美味い不味いといった尺度で飲むよりも、広く俯瞰した感覚で飲めばより楽しいんではないか、と思ってきたわけです。
ざっくり言えば、せっかく飲むんだったら「ちがい」を楽しみたいということですな。
というわけで、まず手始めにブルゴーニュ地域のワインを北から南へかけて順々に飲んでみて、土地ごとのちがいを楽しんで、あわよくばわかるようになってみようじゃないかというわけです。
今後飲んでいく予定としては
マルサネ ←今ココ
フィサン
ジュヴレイシャンベルタン
モレサンドニ
シャンポールミュジニー
ヴージョ
ヴォーヌロマネ
ニュイサンジョルジュ
and so on...
を希望しています。(がテキトーが顔つけて歩いているような人間ですので途中で辞める可能性もおおいにあります笑)
まぁもっと突き詰めていけば一級畑、特級畑のちがい、さらには造り手によるちがい等々色々切り口があるのでしょうが、インディにはそのようなものを用意する金銭的な余裕はなく(涙)、ワインの高騰が収まる気配がない昨今の時代情勢を考えれば、個人的にはその土地を代表するような造り手の村名クラスを楽しむのってところが良いところであります(ポイントは代表する造り手ってところ)。というか村名で充分贅沢であり、美味しいす。
一気に飲まずに「月イチのお楽しみ
」的に気長にやっていこうかなと思う次第、カネはなくてもヒマはある!というスタンスです(爆) 気長におつきあいしていただければ幸いです。
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今回のワインは、エノテカ新潟にて¥5,400で購入。店員のお姉さんいつもありがとうございます。
シャルロパンはブログ未記載ですが飲んだこがあって、めちゃめちゃ美味しかった印象があります。当時はジュヴレイシャンベルタンでした。
シャルロパンは今でこそジュヴレイシャンベルタンを拠点としていますが、その始まりはマルサネ村だったようです。そしてわたくしがワインにハマったきっかけとなった造り手、エマニュエル・ルジェと同様にアンリ・ジャイエに師事しています。
そういった意味で、このシリーズをはじめる最初の一本としてシャルロパンのマルサネが相応しいのではないかと思い、選んだわけです。
余談ながら、最後まで選ぼうか迷った造り手はブリュノ・クレールでした。いつかは飲みたいすね。
今回のワイン、格付け外ながら畑の名前はレジェシェゾ
村名、しかもマルサネというマイナーなモノでありながら抜栓しただけでほのかに良い香りが漂います。
見た目・注いでみると、色の濃さにまず驚きました。凝縮感があり綺麗な色です。
香り・ボリューム自体はほどほど。豊かとは言えないです。ただその内容は正真正銘のベリー。しかも見た目同様にかなりの凝縮感で、いわば濃縮還元的とも感じます。とても心地よい。
味・甘味が印象深いですな。タンニンも充分にあり、まだまだ熟成に期待が持てます。酸味は後味にシュッと登場するくらいであまり感じませんでした。2012と比較的若いながらも早飲みで残念ってことは全くありませんでした。
ベリー感と甘味以外は突出した何かがあるわけではなく中庸なワインですが、ともかく果実が凝縮した感じがパワフルでした。これはマルサネってよりもシャルロパンの特徴なのかも知れませんが。
非常に美味しゅうございました。これで¥5,000は納得です。
マルサネの特徴としては
・(北に位置している関係上)酸味が特徴的
・ジュヴレイシャンベルタンに近い
・フレッシュでありながら熟成に向く
等々挙げられるようですが、まぁこのワインからも何となくわかる気がしますね。
レストランでワインリストとにらめっこしながら、頑張ってジュヴレイシャンベルタンに背伸びするよりも、サクッとマルサネをチョイスできるようだとかっこいいな~なんて思ったところであります。
【78点】
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今日も読んでくれてありがとう!
テヌータ・モンテキアッシィ・ヴェルメンティーノ・シャルドネ・トスカーナ2015 【45点】
11月13日(日)
この日飲んだワインは
テヌータ・モンテキアッシィ・ヴェルメンティーノ・シャルドネ・トスカーナ2015
京橋ワインの白6本セット、¥5,378(税込)の中の一本。
一本あたり約¥900、単品で買えば¥1,490になります。
京橋ワインによると
大人気[ソアーヴェ]の造り手[ダル・チェロ]がトスカーナで産んだ超快適白!!
[ヴェルメンティーノ]と[シャルドネ]の絶妙ブレンド!!
『ワイン造りの伝統に対して妥協を許さず、そして敬意を払うこと。』
これが造り手のポリシー。
ミックスフルーツを想わせる豊かな香りと海の潮風のような爽やかさ!!
加えて、黄色や白の花の香りとトロピカルフルーツを想わせる風味。
アペリティフとして前菜やハムなどと相性抜群!!
魚介系のパスタとも最高のマリアージュです!!
だそうです。
インディはこの造り手の事も知らなければ、ヴェルメンティーノというブドウのことも知らず、ソアーヴェが何たるかも知らず、いい意味で予備知識が全く無いピュアな心持ちでいただいたわけであります。超快適白!!という謎の謳文句が印象深いですね笑
見た目:黄色みが若干強くサラサラしています。
香り:抜栓直後は硬く平凡でつまらないが、だんだんと開いてきます。グレープフルーツをイメージ。
お味:最初は発泡感が強すぎて舌触りが非常に悪く、刺々しい。2日目から落ち着いてきて果実味が全面に出てくる。酸味が和らぎ円やかな甘みと相まってスムース。ピリッとした苦味もあります。美味しいのは2日目以降ですね。
こんな感じで飲ませていただきました。
飲んだ後にこのワインのメイン品種である「ヴェルメンティーノ」について調べたところ
《イタリアの土着品種で、澄んだ金色、フレッシュなアロマと爽やかな酸味が特徴》
とのことで、わたくしのワインに対する評価もさほどトンチンカンではないと一安心したところです。
まぁ総じて言えば残念ながらあまり良い印象は残りませんでした。2日目に大分盛り返しましたが初日がイマイチでノットグッドでしたね。「超快適白」は時間が経ってから。最初は溌剌白ですね。
セットで¥900なら「まぁ…こんなもんか」となるでしょうが、もし単品で¥1,500で買っていたら後悔がさぞ大きかったでしょうな。
売り手が主張しているように、このワインは酸味を生かして食前酒としてあっさりおつまみとともに楽しむか、魚介類をさらっと流し込む食中酒として楽しむのが最適でしょう。
あまり居ないとは思いますが、レストランのコース料理をこれ一本で通すのは無理がありますし、ちょっといい事があった日用のワインには物足りないでしょう。まかり間違ってもお世話になった方への贈答品に、なんてことは先方がよほどの酸っぱ党で微発泡党でない限りよしておいたほうが吉でしょう。
【45点】
・・・
今日も読んでくれてありがとう!