【53点】鶴の友 別選 樋木酒造
7月9日(日)
本日の新潟は気温がめちゃめちゃ上がっております。車の温度計で33度くらいでした。
体感的には今年イチバンといったところです。
こうなってくると気がもめるのはお酒の保管、管理です。
インディは基本的にワインセラー(MAX39本収納)を使用していますが、それだけでは手持ちのワインが入りきらないわけです。
そこで値段や希少性が低いワインを中心にすぐに飲む代物は冷蔵庫に、しばらく飲まないものは漆喰白壁で囲まれた階段下のデッドスペースに保管してあります。
問題になってくるのはこのデッドスペースの方。ここまで外気温が上がってくると保管場所の温度も26度くらいなっていました。
ワインの品質を変えないラインとしてMAXで24度とインディは考えておりまして、これはちと高すぎですね。
かといってもう一個ワインセラー買うのも気が引けるし…ほんの短い夏の間だけだから気にしないでおくかなぁ。あーどうすっかなぁ~迷うぅぅ~。。
と、いう感じで気がもめてる初夏のインディでありました。
・・・
そんな本日のお酒は
鶴の友 別選 樋木酒造
であります。
インディもたまに足を運ぶ優良酒屋である「あたらしや」酒店に鶴の友の造り手である樋木酒造の丁寧な紹介文がありました。
「"地酒"とは本来はその各々の土地で飲まれるものであり、 そこへ赴かなければ飲めない酒のことだ」 蔵元は「地酒屋」としての確固たる信念を持ち続け、 量は少なくとも、完璧なまでに目の行き届く酒造りに取り組んでいます。 そしてその酒のほとんどがその地元西新潟を中心に流通するという徹底ぶり。 まさに蔵元の言う「地酒屋」そのものと言えましょう。
ほほぉ~。鶴の友ってインディの周りでは結構見かける印象なのですが、そんなにたくさんは流通していないんですなぁ。なんかありがたい気分になります笑
それではさっそく飲んでみましょう。
今回もいつものように冷蔵庫で冷やしたものをリーデルの小ぶりなグラスに入れてやりました。
【香り】冷酒ではほとんど香りを感じることはありません。常温に近づくにつれて桜餅のような上品な香りが立ち上がってきます。ハーブ系の含み香。上品な印象。
【見た目】非常に透き通ってきて、色味を感じない。新潟の酒といえどもここまでクリアなのはめずらしいですね。
【お味】淡麗辛口なのはもちろんですが、旨味も感じる。後味すっきりでとてもキレが良いです。荒っぽさはなく酸味も抑えてあるので口に含むと優しさを感じることができます。
総じて丁寧に造られたお酒だなぁと思いました。特筆した強みや特長があるわけではなく、広いシチュエーションで楽しめるようにバランスよく仕上がっているようです。
お酒自体に飲みごたえや満足感があるというよりも、やはり日本酒の王道である食べ物との合わせによって真価を発揮するのでしょうなぁ。
【53点】
今日も読んでくれてありがとう!!