【90点】ボタニカリー@大阪市

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8月29日(火)

 

スパイス大国とくれば、多くの人がインドをイメージするでしょう。

 

わたくし、だてにインディを名乗っているわけではなく、実は一ヶ月ほどインドに滞在したことがあったりします。

 

その一ヶ月の間、ほぼ毎日カレーを食しておりました。

 

一ヶ月も続くとさすがに飽きてギブアップする人も多いようですが、そもそもカレー大好き人間なわたくしは何の苦もなく、むしろ今日は何カレー食べよっかな~と毎日ワクワクしていました。

 

様々なスパイスと具材がミックスされることによって、それらをただ単に混ぜたもの以上に味が引き立ったり、反対に悪くなったりするインドカレー

 

まさに当地のミックスカルチャー、インドの受容性を象徴する食べ物でありました。

 

そんなインドですが、日本にいて一番わたくしが「インドっぽいなぁ~」と感じるのが大阪であります。

 

色々な人びとと文化がミックスした感じ、猥雑な雰囲気、押しの強さと声の大きさ、それでいて根は優しい気質等々、インドと大阪の間には通するものがある気がするのです。

 

それを物語るように、大阪はスパイス激戦区。

 

やはり大阪の街と人の気質にぴったりマッチするのでしょう。

カレーをはじめとしたスパイス料理店の数と質は全国ナンバーワンだと思います。

 

今回はそんなスパイス大国大阪でも屈指の人気店

 

ボタニカリー

 

に行ってきました。

 

大阪で屈指ということは、当然全国でもトップクラスに君臨しているといっても良いと思います。

 

・・・

 

訪れたのは先月末の関西出張時。

 

大阪駅に到着し、エスカレーターに乗ろうとするなり

 

「おっさん!!右によりぃ!!邪魔やでー!!」

 

と、後ろから親切なのか暴言なのかわからない男性からの大声での忠告。

 

いやいや…そんな大声出さんでも、今寄ろうとしていたところなんですけどぉ…

 

来て早々イラッとさせれてくれるのはさすが大阪。

その後も大なり小なりイラッとさせくれる出来事がありましたが、まぁ旅人へのサービスと受け取っておきましょう。さもなくばインドと同様、大阪で生きていくことはできません。

 

・・・

 

ボタニカリーの最寄りは地下鉄本町駅御堂筋線の2番出口が一番近いようでした。

オフィス街裏の飲食店が集まった通り、ビルの一階で奥に入ったところでこじんまりとやられています。

 

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店構えはこじんまりですが、超絶人気店だけあってふらっと行って食べられるわけでありません。整理券をゲットする必要があります。

事前のリサーチだと早い時には14時にソールドアウトの時もありましたので(お店のTwitterでリアルタイムに情報提供してくれます)、ピークタイムをズラすという訳にも行きません。

 

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12時20分ほどに到着したところ、12時30分~の整理券をゲット。

店内はもちろん満員。お店の前に先客が三人ほど待っていて、そのまま列に並んでくださいとのことでした。一時間以上待つつもりでいたので、案外早く案内されるようでラッキーでした。タイミングが良かったですね。

並んでから20分ほど待ってお声が掛かりました。

 

並んでいる途中ににオーダーを聞かれたので、

 

ボタニカリー(ビーフ) ¥1,058(税込)

 

を頼んでおきました。

 

・・・

 

キッチンでは男性がお一人でカレーを調理されていました。そして盛りつけは女性の方。

 

姉弟?兄妹?で経営されているとのことだったのでこのお二人が経営者なのかな。

 

キッチンは1畳半ほどの狭いスペースでしたが、テキパキとしたムダのない動きで丁寧に調理されていました。

 

カレー屋さんといえば強烈なスパイス香がつきものですが、ここんちは鼻につくような暴力的な香りはありません。

清潔な店内とあいまってさながら雑貨屋のようで雰囲気で居心地が良かったです。

 

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 しばしして運ばれてきたカレーはこちら。

 

お~美しい!!

 

綺麗な皿に盛りつけられた「作品」といった様相ですな。


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この色とりどりの付け合わせ。いくつあるのかわからないくらい種類豊富で仕込みに手間をかけています。

盛りつけもとてもとてもとーても丁寧で手が込んでいます。

 

いざ食べようと思っても美しさゆえどこから手をつけていこうか迷うカレーでした。

 

意を決して食べ始めると…

 

んーーーひたすらにうまい!そして深い!!

 

何種類のスパイスを使っているか不明ですが、ベースのカレーに加えて数種類のソース?がかけられていると言えばいいのか…ともかく何らかの「仕掛け」がしてあって色々な味が楽しめます。

 

また先の美しい付け合わせもただの飾りではなく、カレーが引き立つよう工夫が凝らしてありました。

付け合わせとカレー、ごはんが混ざることで様々な食感と温度差が生み出されるように計算されていて、これまた一口ごとに違う味が楽しめるようにデザインされています。温度差とは温かいシャリに冷たいネタ的なアレね。

 

カレーは飲み物とはよく言ったのもですが、濃厚さらさら系のボタニカレーはまさにその通りで、お口を幸せにした後にあっという間に胃袋へ流れていきます。

ここのごはんの量は普通のカレー屋さんより多めとのことで大盛りを回避していましたが、並盛りにしたことをこれほどまで強烈に後悔したお店は他にはありません。

 

少なくともごはん大盛りは必須!

 

完食した後の皿を見て、悲しくなるほどうまかったす!!

 

インドカレーを現地のクオリティそのままで出すのではなく、ジャポナイズして日本人に合わせた味にするのでもなく、本当に美味しいモノを追求したここにしかない唯一無二のカレーでした。

 

さまざまな感性を刺激する食べる芸術品ですね。

 

お会計の際、盛りつけをされていた女性が

 

「お暑い中お待ちいただいてありがとうございました~!辛さはちょうどよかったですか??(良かったです!美味しかったです!)良かったですぅ~!おおきにぃ~!!」

 

っと、素晴らしい笑顔で声を掛けてくれて、非常に気持ち良くお店を後にすることができました。

さすが商売の街、この人情味が嬉しいですね。

 

到着早々のエスカレーターでのイヤな気分を吹き消してくれる優しさでありました。

 

・・・

 

唯一無二の芸術カレーとナイスな接客ということで久々の大台突破!!

 

【90点】

 

今日も読んでくれてありがとう!!