【52点】オリヴィエ・ラクール シャルドネ 2015
7月12日(水)
最近ヒアリちゃんが話題ですな。
連日あんだけ報道されて危機感を煽られると
「なんかやべんじゃね!?」
的な根拠のない不安に襲われてしまいます。
しかし!今日のワイドショーにアリ専門の学者が出演し
「確かに危険はあるが取り急ぎ人間の生命を脅かすものではなく、ここ最近のメディアは過剰に取り上げすぎている」(取意)
と指摘していました。ほほぉ~。
はたしてホントのところどれ程の危険度なんでしょうねぇ。
インディはこれまで大手メディアによって「とある損害」を被ったことがあり、彼らのことは信用していません。所詮は自分の都合、損か得かで動く組織の一員であるわけですし、伝えることに対する何らかの権力意識が透けて見えて、好きになれないわけですな。(一生懸命やっている末端のジャーナリストはその範疇にない)
今日も番組の中で散々ヒアリの脅威を煽るだけ煽いだ挙げ句、その専門家に「ヒアリダンス」なるアリの除去法を実演をさせ、それを「なんすかそれ~笑」的にコメンテーター一同が茶化していたことが印象に残っています。
結局、面白ければなんでもいいと考えているんでしょうが、どうも今日の某局ワイドショーは「ヒアリ脅威のマッチポンプ」ということが頭をよぎり、あまり感じの良いものではありませんでしたねぇ。。。
メディアリテラシーということが叫ばれて久しいですが、どのように情報と接していくか(これはワイン業界でも全く同じなのでしょうが)、が極めて重要な時代だなぁと感じた一日でした。
・・・
というわけで本日のワインは
であります。
南フランスの地ワイン、ペイドックです。品種はシャルドネ単一でヴィンテージは2015です。
ヴァン・ド・ペイのなかでもとりわけペイドックはハズレがない印象なので個人的には安心して開栓することができます。
圧縮コルクでカジュアルに仕上げてありますね。
グラスに注いでみました。
ここ最近暑いということもあり、冷蔵庫でキンキンに冷やしたものを飲みます。
【香り】ボリュームは控え目ながら全体の印象としては甘めですね。熟して水分が抜けた果実を思い起こしました。口に含んだあとの香りはハチミツを連想。
【見た目】黄色味が非常に強い。南方の熟したシャルドネが使用されていることが思い起こされます。
【お味】軽やかではなくしっかりとブドウの味を感じます。口に含んだ直後の甘さと後味の苦味が印象的。なんとなく梅酒の雰囲気があります。
【総括】「がぶ飲みワイン」と売り手が銘打っているように、じっくりと味わうというよりもキリッと冷してガブガブ飲むのが楽しいワインですね。実売価格は¥1,000を下回っていたはずなのでこれだけの内容があれば満足とまではいかずとも充分でしょう。
おつまみは地元産ナス&遠方に住んでいる祖父作ナスを使った揚げびたし。
インディは夏野菜大好きでナスもキュウリもトマトもズッキーニも何でもいけます。特にそのなかでもナスの揚げびたしはナンバーワンであります。とりわけ大きい水ナスが好きです。
【52点】
今日も読んでくれてありがとう!!