【76点】オイスターバーあじ蔵@鳥羽市
5月18日(木)
前の記事同様、5月に行った三重旅行の続きです。
三重といったら松阪牛だけじゃない!牡蛎もあるぜ!!ってことで地元のオイスターバー、あじ蔵に行きました。宿泊可能なレストラン、いわゆるオーベルジュってやつですな。今回は宿泊はせずにレストランだけ利用しました。
ここんちのディナーはアラカルトも用意してあるけども、基本は要予約のコースのみだそうです。お値段ズバリ¥5,400なり。これはオイスターバーというのか!?笑
ふらっと軽く訪れるにはちとハードルが高い感じですな。
そのハードルの高さのおかげで絶対数としてお客さんが少なく、しかもみなさん紳士淑女であったので優雅に食事ができました。ですので、プライス的には良いんだか悪いんだかですね。
お店の雰囲気はスタイリッシュ!素敵でした。
飲み物メニュー1
飲み物メニュー2
ホームページに載っている内容とほぼ同じだったのは素晴らしいすな。違うお店とか結構あるもんね。
牡蛎には白合わせる人多いと思いますが、白のリスト見るかぎり
アントル ドゥ メール “シャトー ムーラン ド ローネイ¥4,000
→ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン主体のハウスワイン的な位置づけ。さっぱりで何物にも合う。特にこだわりがなければこれを頼めば幸せになれる。
シャブリ ドメーヌ ジャン グレー エフィス¥5,500
→牡蛎とシャブリは鉄板!牡蛎とのマリアージュを楽しみたい方はこちら。しかもシャブリでは珍しい有機栽培生産者だそうです。
プィイ ロッシェ モノポール クロ デ ロック¥6,500
→シャブリと同じシャルドネ。しかしこちらはより南方の生産地であるプィイロシェのワイン。味が濃く風味豊かなことが想像できます。スモーキー感もあるとのことですので香ばしく焼いた系の魚介にピッタリではないでしょうか。04vということで熟成が進んでいることもポイント!
ムルソー クロ デュ ドメーヌ ドメーヌ ダルナ¥10,000
→こちらもシャルドネ、ブルゴーニュの銘醸地ムルソーのワイン。村名クラスの充実感。濃厚なソースを使った魚介料理。もしくは鶏肉や豚肉との相性が良さそう。
ってな感じでしょうかね。
テーブルセッティングもカッコイイです。
赤い布があるだけで雰囲気全然違ってきますね~。
お通し
詳細は忘れましたが、これだけで充分飲めました。
右上にちょこっと脚だけ写り込んでいるのは食前酒。
2品目は生岩牡蛎
一人2個でした。ひとつは地元産でもう一方は三重県内のブランド牡蛎(名前失念)。三重県における岩牡蛎養殖のパイオニアが育てた岩牡蛎だそうです。
お店の方は濃厚さが違う!と言っていましたがインディには違いがよくわからず笑
どちらも美味しかったです!
続いて焼き牡蛎。
こちらも一人2個。焼き牡蛎は真牡蛎でした。こちらも地元産。真牡蛎はオフシーズンかなと思っていましたがあるんですね~。さすが伊勢志摩の真牡蛎!美味しかったです。個人的には岩牡蛎よりこっちが良かったな。
この日は牡蛎づくしのコースということで、飲み物はシャブリにしました。
(重なりますが)シャブリ ドメーヌ ジャン グレー エフィス¥5,500。
詳細は失念してしまいましたが、美味しいシャブリでした。実売価格は¥3,500ほど?それを考慮してもナイスなプライス設定です!
ただ残念な点がふたつ!
まず出てくるのが遅い!一番最初に頼んだのに出てきたのは3品目の途中でした。生牡蛎とシャブリ合わせたかったのにぃ~(涙)
そしてグラスがなぜか熱い!温いではなく熱い!!食洗機かけてすぐだったのか、コンロの近くにあったのか詳細は不明ですが、さすがにこれはねぇよなぁ…と思いグラス交換してもらった2個目も同じく熱かったです。。
美味しいワインだったのに…残念な印象が強く残ってしまいます。。
今回はたまたま運が悪かっただけかも知れませんが、ワイン提供者にはプラスアルファのサービスは求めないけど、悪印象なサービスは何としてでも避けていただきたいもんですなぁ。
牡蛎のソテー
盛り方も秀逸。贅沢に牡蛎が使われています。これが一番好きだったかも。
牡蠣鍋。
美味しかったけども、火の通りが非常に悪く?卓上燃料かなり追加しました。
揚げ物
揚げたてさくさく。
牡蛎と魚と…なんだったっけかな…
もうこの辺でお腹いっぱいす
牡蛎ご飯、味噌汁と漬け物
文句なく美味しいけどもお腹いっぱい…しかしもちろん完食!
〆のデザート。パンナコッタとシュークリーム?だったかな?この辺から飲みすぎで記憶が…
あがりのコーヒー
やっぱ最後はコーヒー飲みたくなるよねっ
ご馳走さまでした~!
というボリュームたっぷりのコースでした。
1品1品のクオリティも高かったし、ワインとも良く合いました。シャブリ一本完飲。
これで二人で¥15,000くらいでした。
良かったんだけども…うーん、なんなんだろうこの少し残念な気持ちは…。
ワイン提供における落ち度?もさることながら、きっと「三重の牡蛎」に対する期待に対して、出されたものがその期待を大幅に上回らなかったことが原因なのかなと今振り返れば思います。
たとえば岩牡蛎だったらもっとデカくて美味しいのが新潟でも食べられるわけですし、美味しい牡蛎出すオイスターバーは全国各地多々あるのではないかと思うわけです。
せっかく名産地で食べるんだからもうひとつ突き抜けた何かが欲しかったところです。
まぁ伊勢志摩は岩牡蛎ってよりも真牡蛎がメインなので、この時期にそこに期待かけていったこっちが悪いっちゃ悪いんだけどもね。。
ってことで今回はちと厳しめで
【76点】
今日も読んでくれてありがとう!!