海寶@氷見【66点】

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11/26(土)

 

寒ブリが食べたい!」

 

との思いを実現すべく、氷見まで行って参りました!

前日に「氷見寒ブリ宣言」が2年ぶりに出され、意気揚々と新潟から氷見まで車を走らせたのでありました。

 

新潟にも佐渡産を筆頭にブリはたくさん揚がります。それでもやっぱり「氷見の寒ブリ」はブランド物っちゅうことで、何となく特別感があるわけですな。

 

そんな「特別な」氷見の寒ブリを味わえるお店が氷見市内に何件かあるわけですが、今回は氷見漁港に直結している

 

海寶

 

というお店でいただくことにしました。

 

・・・

 

12時前に氷見漁港到着。 

 

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当然水揚げ~セリは終わっているわけですが、この時間でも漁港内で仕事している方々はたくさんいらっしゃって、お店に入る前にその様子を見学することができます。


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真ん中の青い箱が出荷を待つ氷見の寒ブリ

7キロ代~12キロくらいまで、たくさん箱積みされておりました。みんな関東の方に出荷されるのかな~。

 

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お店に入るとその日のオススメメニューが黒板に書いてあります。

着席しちゃうと見れないのでここで要チェック!

ランチタイムのど真ん中に訪れましたが並ばすに入れました。


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 メニューはこんな感じ。

 

ブリ刺しが単品であるかと期待していましたが、この日はなし(涙)!

どうしたらブリ刺しが食べられるかと店員さんに伺ったら、

 

「よくばり刺身定食」¥2,000

「海寶定食」¥1,700

 

を頼めば必ず刺身にブリが入る、とのこと。セット(定食)販売とは…やりますなぁ。

お刺身目当てであったので本当はよくばり~が良かったのですが品切でした。ということで海寶定食を注文。ちなみにお刺身はついても3、4切れくらい、とのこと。ちと少いネ。

 

ここまで来て刺身3切れはさみしいのでオススメの鰤カマ焼き(¥2,000)もオーダー。20分位焼き上がるまで時間がかかるそうです。

 

ここの店は仕入れ状況と板長の采配次第で提供されるメニューが日毎に違うようです。

その日オススメの新鮮なお魚が食べられる半面、ブリを期待して行ってもタイミング次第では食べられないことも充分にあり得るということです。ちと怖いネ。

 

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海寶定食到着!

 

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名物「かぶす汁」

魚をぶつ切りにして、海老、ワタリガニ等々も一緒に煮て出汁をとった漁師料理

めちゃめちゃ美味しかったです。出汁の出た魚(品種不明)の身もプリプリでグッドでした。

 

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刺身

確かにブリ3切れ。一番美味しいハラミの部分で、確かな歯ごたえがありつつもとろけるような食感と旨みが溢れんばかりの脂は最高でございました。

理性的に考えれば脂がのっておりますので3切れでも十分なんでしょうが、野性的に考えれば10切れでも20切れでも、ガッツリ食べたいなぁと思っちゃうところであります。

その他にもサザエの刺身のお味が特筆すべきクオリティでした。

 

残念なのが焼き魚。この日はなぜか鮭、しかもかなり薄ーい。あれ~?氷見って鮭も有名なんかな??と思って食べて見たわけですが、特別に美味しいわけでなく、普通…というかむしろパサパサしてイマイチ。あれれぇ?

本当は違う魚だったんだけど、時間的に品切で鮭になっちゃったのかな。

鮭だったら無理やり焼き魚つけなくてもいいのになぁと正直思っちゃいました。

 

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鰤カマ。

 

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この厚み!

 

塩加減も焼き加減もちょうどよく、美味しくいただけました。真ん中の方は醤油ごく少量垂らすとなおグッド!かもしれません。生臭みは一切ナシ!新鮮な証ですな。

 

良いのだけども、これで¥2,000はちと考えてしまうところか… 二人でシェアして食べるとちょうどよいかも知れませんね。

 

こんな感じで特別なブランド鰤を食べて来たわけでございました。

 

一人頭¥3,000足らずで北陸の冬の味覚を満喫でき、コストパフォーマンス的にはまぁこんなもんかなと。

 

今回の氷見旅行に先立って氷見の地元で寒ブリを食べさせてくれそうなお店をかなり調べたわけでしたが、民宿のコースや居酒屋さんが大半であったような気がします。つまり、ブリ食べたいと思っても宿泊、温泉、お酒等々といろんなものがインクルードされてしまって、「寒ブリだけ山のように食べたい!」というニーズが満たされないような印象を受けました。

一本鰤買って家でさばいて食え!というのは中々難しいわけで、ブリの刺身に特化したお店があればなぁと思ったところでした。

 

例えば漁港、市場に隣接する形で一般人でも購入可能な鮮魚の小売店を作って、イートインコーナーも併設。そこではブリ(をはじめ季節のお魚)の「さく」を刺身に引いてくれる。

それに加えてサービスチャージ¥1,200ほどで、美味しい富山米(この時期は新米!)と大鍋で調理されたかぶす汁食べ放題飲み放題、ただしセルフサービス。さぁブリを堪能しよう!!

 

とかってなったら絶対流行ると思うんだよなぁ。ポイントは焼く、煮る、蒸す、揚げるといった他の調理法はコストが掛かるためカット!刺身に特化すること(笑)。

 

氷見市さん、コンサルティングのオファーいつでも喜んでお引き受けいたしますぞ(笑)!


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天気も良く、漁港から見える景色は最高でございました。

 

【66点】

 

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今日も読んでくれてありがとう!