添好運點心專門店 北角店@香港【77点】
9月某日、香港に行って参りました!
香港は2回目ですが、パワー溢れる街の雰囲気がメチャ好きです!
その雰囲気に加えて、なんと言っても何食べても何飲んでも日本より美ってところが嬉しい国(地域)ですな。
日本から約4時間と近く、3泊4日でそこそこ良いホテルに宿泊して、旅費が¥45,000ほどってのも、他の国の旅行と比べればお手頃!と言えるのではないでしょうか。
100万ドルの夜景も素晴らしいけど、それに負けないくらい魅力あふれるトコロでございます。
今回は意識高く、事前に『ミシュランガイド香港マカオ2016』をアマゾンで調達してから向かったのでありました。美食を楽しむぞー!っと。
- 作者: Michelin Travel Publications
- 出版社/メーカー: Michelin Travel Pubns
- 発売日: 2016/04/07
- メディア: ペーパーバック
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そんなお気に入りの香港。
午後に到着してホテルチェックイン等々を済ませ、街に繰り出せばもう夕飯時です。
そのなかで最初の食事に選んだのが今回のお店
添好運(ティンホーワン)點心專門店 北角店
香港で飲茶といえばココん家ってくらいメジャーなところですな。
中華料理初のミシュランガイド3つ星獲得した香港のスーパーレストラン「龍景軒」。そこで点心師を務めていた方がより多くの方に自分の点心を楽しんで頂きたいということで独立開店されたのがこちらのティンホーワン。その素晴らしいクオリティとコストパフォーマンスで瞬く間に人気に火がつき、今では香港をはじめ世界各国で熱烈支持されている飲茶のお店であります。
「世界一リーズナブルなミシュラン星獲得店」というキャッチフレーズの通り、手元の香港版ミシュランガイドでもティンホーワンは三店舗ノミネートされていて、そのなかでこの北角店と深水埗店が1つ星、大角咀店がビブグルマン(コストパフォーマンスを評価されたお店)を獲得しております。店舗ごとに評価が違うって面白いすね。
参考までにミシュランガイドの文書を著作権に触れない程度に載せますと~
香港島で最もおニューなココん家は皆に愛されている。シックな内装はコンフォータブル、いつも混んでいて、行列が外まで続いていることもある。昔からの大衆ティーハウスみたいな雰囲気でガヤガヤしている。デザート含め20種類以上の点心が選べて、しかもそれが月替わりするのさ!
ということらしいです。詳しくはミシュランガイドをお求めあれ。
今回北角店をチョイスしたのは、1つ星を獲得していることと比較的空いているという情報から。
現に夕飯時の19時くらいに入店しましたが、並ぶことなくすぐに席に案内していただけました。ってもほぼ満席でしたけどね。
時間に限りがある海外旅行となると、極力並ぶのは避けたいところですな。
さて、飲茶といえばまずお茶を選ぶところからはじめなきゃいけません。
鉄観音かな~。ジャスミンかな~。プーアルかな~。何にしよっかな~。なんて考えていたら、注文するまでもなくドスン!っと店員さんがテーブルにティーポットと茶碗を用意してくれます。
↑ティーポットと茶碗とお皿
そう、ティンホーワンはお茶を選ぶ自由は与えられておりませぬ。なに茶かよくわかりませんが、決まったお茶があらかじめ提供されます。このハウスティーは癖がなく飲み安ぅございました。まぁ煩わしい注文しなくて良い分楽っちゃ楽、反面好きなお茶飲めず店の回転率アップに一役買わされてるみたいで悪いっちゃ悪いですな。ってどっちゃねん笑
オーダーシートにチェックを入れて注文。
特製ランチョンマットに店のモットーが書いてあります。
「自製點心
即叫即蒸
點點心意
無限喜悦」
(「自家製にこだわる
注文が来てから蒸す
一つ一つ心を込めて
無限の喜びをあなたへ」)
かな(広東語はできませんのでテキトーす
笑)。
ま、いつでもアツアツの点心がいただけるということでございますな!
店の雰囲気はミシュランガイドの報告通りガヤガヤで落ち着いて写真を撮る雰囲気では無かったです。観光客はもちろん、地元の人も沢山利用していました。
荷物の置き場も困るくらい隣のお客さんと近い席になりますので、コンパクトな持ち物で行ったほうが吉です。
まずは~
酥皮焗叉燒包(チャーシューメロンパン)
HKD19
当時は1HKD=¥13くらいだったので、¥250ほどでしょうか。直径5センチほどの小ぶりなパンが3つきます。看板メニューですな。
サクサクメロンパンのなかにジューシーなチャーシューというか角煮がたっぷり入っていております。これがめちゃくちゃうまい!!
日本だとこの手のパンは1つ食べるのにも精一杯って感じですが、これはあっという間に食べちゃいました。
サクサクだけどフワっとした生地。ドライなパンとジューシーなお肉。甘さのなかに塩辛さ、複雑な味わいをお茶でさらっと流す。
たかがメロンパンとあなどることなかれ。
ミックスカルチャー香港を象徴するような複雑なお味が口のなかに広がります。
これが1つ¥90足らずでいただけるんだからスゴい。
つづきまして
蜜足叉焼腸(チャーシュー入りライスクレープ)
21HKD(¥280)
腸とか出てくると内臓系か!と構えちゃいますが案ずることなかれ。腸粉と書いて広東語では米粉のクレープだそうです。
チュルンっとした皮に豚肉がくるまれております。
皮のチュルンと肉のゴワゴワ感のコラボレーション。こいつもうまかった!
晶瑩鮮蝦餃(エビ餃子)
26HKD(¥340)
プリプリの海老がふんだんに使われています。
半透明の皮がメチャメチャ綺麗で舌触りも最高でした。これも米粉なのかな?
名前と料金失念!
野菜と海老餃子
シャキシャキ青菜と海老の餃子。これは醤油的なものをかけて食べた気がします。
最後のシメはこちらの
スゴい薫り高い葉っぱをめくると~
チキンやらキノコやらを中に入れた蒸しご飯!
古法糯米鶏(鶏おこわ)
28HKD(¥370)
ものすごいボリューム!日本で同じもの食べようとしたらきっと¥1,000近くいくのではないでしょうか。
最後は軽くご飯もので~感覚で注文した我々は全部食べきれず(涙)!
しかしご安心あれ!テイクアウト用の袋があるのでありがたくお持ち帰りさせていただきました!
大満足でお会計(テーブルではなくレジ)となりました。
120HKDくらい、日本円で¥1,500をちょっと出たくらいでしょうか。3つ星レストランの味を1000円もあれば堪能できてしまいます。これは本当にすごいこと…。
そもそもワタクシの独断と偏見で言わせてもらえば、ミシュラン星付きレストランといえば1人あたりの最低価格は
星1つ ¥10,000~
星2つ ¥20,000~
星3つ ¥30,000~
という印象を持っております。銀座の3つ星寿司屋「すきやばし次郎」がおまかせ¥30,000ってのが良い例でしょうか。
そんな感覚でいくと星1つのお味を¥1,000ほどで楽しめるのは本当にすごいこと。桁が1つ違う笑!
ちなみにお茶はサービスではなく、3HKDでした。
お客さんの中にはアツアツ点心をつまみに缶ビールグビグビ飲んでいる人もいました。うまそーだったな~!
ビールはメニューには無かったみたいだけど持ち込みだったのかな?言えば冷蔵庫から出してくれるのかしら。ちなみに香港ではビールがメチャメチャ安くて日本の半額くらいで買えます。お店で飲むと高いけどね笑
次はビールチャレンジしてみようかな。
そうなると飲茶じゃなくて「飲酒」になって日本でしてるのと同じか笑
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ということで、香港初日の夕御飯はベリグーなわけでした!
【77点】
今日も読んでくれてありがとう!!