マトゥア マールボロ ピノ・ノワール2011【73点】
本日のワインは
夏の期間は暑すぎてとてもワインなんて飲む気分ではなくビールかハイボールばっかり飲んでおりました。
9月に入り我がふるさと新潟は米の収穫も山場をむかえ、気温も下がってまいりました。
田んぼなんてなんでもないもんなのですが、いざ稲が刈られるとなぜか無性に悲しく、切なくなるこの気分は私だけではないでしょう。
収穫は喜びなはずなんだけど、不思議なもんですな。
・・・
こうセンチメンタルな気分になってくるとビールやハイボールじゃ間に合いませぬ。ワインが飲みたくなりますね。
そういった意味でワインの新シーズン開幕!といっても良いかもしれません。
そのトップバッターが今回のマトゥアです。
これを選んだ理由はカンタン。
インディ家のワインセラーから適当に手に取ったのが、これだった!以上終わり!!というベリーイージーな理由です。
いざ飲んでみると美味しいですね。
色味は穏やかで控えめ。透き通っております。見た目からはマイルドなワインかなと想像しますが、そんなことはない!
クンクンするとたしかな主張のあるベリーの香りが広がります。それがまた心地よい。この香りはこのワインの特長のひとつでしょう。すばらしい。
味はというと、タンニンはほとんど感じず、スムース。アルコール度数もほどほどかな。フルーティーで上品な甘味が広がります。
総じて言えば美味しいワイン!
おつまみのぶり大根ともバッチグーだと感じました。
ニュージーランドと言えばフランスのブルゴーニュ地方と緯度経度をひっくり返した位置にポジショニングしており、ピノ・ノワールの育成には最適な条件を整えていると存じ上げております。
たしかに美味しいピノ・ノワール。
かといってブルゴーニュの一流生産者と同じ味かと言えばそんなことはない気がします。
でもチリとかカリフォルニアと比較すると一番口にあうなかな。その辺は難しい…というか、選ぶ楽しみがたくさん残されておりますね。
おいしゅうワインでございましまた。
【73点】
今日も読んでくれてありがとう!!