ドメーヌ・バシュレ・モノ サントネー レ・プラロン2013【73点】

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5月4日(水)

前回書いた飲み会でのワインリポートです。


ワイン食堂のマスターイチオシなワイン

ドメーヌ・バシュレ・モノ サントネー レ・プラロン2013

なかなか手に入らないと聞いたので、後日調べてみたら確かにネット上でも売っていないではないか!
きっと人気で入手困難ってよりも流通量自体が少ないのかなとみているのですが、どうなのでしょうね。いずれにせよ高品質なことは確かです。

貴重なワインをありがとうございました(^^)

どうやらこのドメーヌは2005年設立された比較的新しいドメーヌ。兄弟で経営されております。コート・ド・ボーヌの最南端に拠点を構え、丁寧な仕事でその土地のブドウを使ったハイクオリティなワインを生産しているようです。

たしかにここんちのサントネイはわたしが今まで経験したサントネイとは比べものにならないほど洗練されて、切れ味がよく、美味しかったです。ワイルドなのにエレガント。サッカーでいえばクリスティアーノ・ロナウドみたいな。

濃厚なブルゴーニュってよりも、フレッシュ&スパイシーなブルゴーニュって感じ。
このフレッシュ&スパイシーブルをよりフレッシュさにふればミッシェル・グロっぽくなるし、よりスパイシーな方にふればここんちのワインのようになりそうです。

フレッシュなんだけどミックススパイスのような複雑性を内包しているのがこのワインの特徴ですかな。

うまいワインです。

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深い赤みの外見。エッジはカミソリのようでとても澄んでいます。
香りはもちろん赤ベリーで熟して食べ頃のラズベリーのよう。苺ジャム、アメリカンチェリーとも言えるかも。それに加えて胡椒…っぽい何らかの香辛料が加わって複雑なワイルドさを出しております。こういうのって下手したら変なクセのあるものになりがちなのでしょうが、このワインは爽やかにまとめてあります。
ほどよい酸味とタンニンはありますが甘みの方が目立ちました。

この色々な要素が混ざりあった感じは安ワインにはなく、良いワインの特徴ですね。

お店プライスで¥10,000ということで実売価格はその半分くらいでしょうか。
今のご時世、本格的でまともなブルゴーニュを飲むには最低限それくらい出さないとダメなのかもしれません。美味しいっても、それ考えるとどうしても満足感はさがっちゃうだよな~。このワインに罪はないのだけども…。

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【73点】

今日も読んでくれてありがとう!