【57点】ルックアウト・カベルネ・ソーヴィニヨン・シラーズ2014

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8月3日(木)

 

約10年ぶりにレンタルビデオ屋さんを利用しました。

 

お目当ては『シンゴジラ』と7/26レンタルリリースの『君の名は』。

 

残念ながら近所のGEOでは君の~はすべて出払っていて借りられず…。もう少し待たねばならないようです。ゴジラの方はバッチリありました。

 

結果的に借りた作品は

 

シンゴジラ

時をかける少女

・ソーセージパーティー

 

の三本。

これで¥350くらいなんだからスッゴい安いもんだよね。買うことを考えれば。

 

もう一通り観ましたが、どの作品も非常に良くて久々に映画の魅力を感じております。

 

インディのイチオシはジャケットを見てノリで借りた『ソーセージパーティー』。

 

“家族みんなで楽しめるちょっとシニカルで平和なワインブログ”を標榜している当ブログでは、ちと内容には触れられないほどハチャメチャな作品でした笑!

下ネタ好きな方ならば大笑いすることに間違いなしです!

それでいて時折観ている者に大きな問いが投げ掛けられている……ような気がするほど、考えようによっては深い内容でありました。

 

ご興味ある方にはぜひ観ていただきたいところですが、付き合いたてのピュアなカップルにだけは絶対勧められませんので悪しからず笑!

 

・・・

 

そんな本日のワインは

 

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ルックアウト・カベルネ・ソーヴィニヨン・シラーズ2014 

 

であります。

 

エノテカ10本¥10,000セット中の一本。

以前の記事にこのセットについて少々書いてあります。

 

今回は何かと話題の南アフリカのワインです。

飲んだのは『君の名は』のレンタル解禁日と同じ7月26日。スーパーの牛丼と一緒に楽しみました。

 

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【総括】元値は¥1,944です。割合は不明ですが、カベソーとシラーのブレンドであります。その二つの品種だと重く渋い印象を受けますが、このワインの口当たりはとても良く、各種料理何でもハマりそう。

 

【香り】濃口で上品なラズベリーに、樽由来と思われる白胡椒。ボリュームは充分です。

 

【見た目】色味は濃厚な赤紫。粘度中庸。エッジが若々しく透明感があります。

 

【お味】とびきりの上質さは備えていませんが、造り手の意図を感じる。力強さというよりも、エレガンスさを表現しているようですね。果実感はあるのものの前面には出ておらずバランスが良い。苦味は控えめだが、酸味はしっかりある。

牛丼との組み合わせは良く、ご飯も含めて全部食べてしまいました。

 

・・・

 

暑い日が続きますが、涼しい部屋で映画でも観てバテないように頑張りたい次第であります。

 

【57点】

 

今日も読んでくれてありがとう!

【73点】ジャンテ・パンショ ブルゴーニュ ピノ・ファン2011

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8月2日(水)

 

今年も長岡花火が開催されております。

観客動員数100万人以上、打ち上げ数20,000発以上と、尋常でないスケールで開催される長岡を…いや、日本を代表する一大花火大会です。

 

ただ規模が大きいだけじゃないってのが長岡花火のキーポイント。

毎年華やかに繰り広げられる「長岡まつり」
その起源は、長岡の歴史に刻み込まれた、
最も痛ましい、あの夏の日に発しています。


今から72年前の昭和20年8月1日。
その夜、闇の空におびただしい数の黒い影
―B29大型爆撃機が来襲し、午後10時30分から1時間40分もの間にわたって市街地を爆撃。
旧市街地の8割が焼け野原と変貌し、
燃え盛る炎の中に1,486名の尊い命が失われました。

見渡す限りが悪夢のような惨状。
言い尽くしがたい悲しみと憤りに打ち震える人々。
そんな折、空襲から1年後の21年8月1日に開催されたのが、
長岡まつりの前身である「長岡復興祭」です。
この祭によって長岡市民は心を慰められ、
励まされ、固く手を取り合いながら、
不撓不屈の精神でまちの復興に臨んだのでした

長岡まつりに想いを込めて|「長岡花火」公式ウェブサイト 長岡花火財団より

 

復興への願いが込められているわけであります。

 

ワタクシは今年は残念ながら行けませんでしたが、昨年観に行った際

 

「戦時中は多くのいのちを奪い、人々を悲しませた炎が、今は形を変えて人々を勇気づけ感動をもたらしているなぁ」

 

なんて考えていたら、不意に涙が頬をつたいました(まじで)。

 

長岡花火で涙する人、多いみたいですね。

 

今日だけでなく、明日8/3も花火の内容を変えて開催されます。

 

感動したい人、泣きたい人は、ぜひ長岡まで足を運んでいただきたいところであります。

 

・・・

 

というわけで、そんな本日のワインは

 

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ジャンテ・パンショ ブルゴーニュ ピノ・ファン2011

 

であります。

 

飲んだのは昨日8月1日(火)。

この日は同業者との会議の後、新潟グランドホテルのビアガーデンで納涼会でした。

 

グランドホテルのビアガーデンは以前当ブログでも記事にしていますね。

 

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今年の様子はコチラ。

年々イスの数が増えているような気がするのは気のせいかしら??

 

写真でみるとガラガラですが、それは写真を撮った時間がオープン直後だったからで、その後あっという間に満席になりました。

ホテルスタッフに聞くと350席満席だったそうです。金土はもちろん平日もここ数日ずぅーっと満席なんだとか。すげぇなぁ…。

 

このブログらしくこの日の「アガリ」を考察すると、

 

¥6,000×350人=¥2,100,000

 

飲食店で1日の売上二百万ってかなり大きいすよね。

ビアガーデン行った以上、多く人が二次会、三次会と街にくり出すはずですので、新潟の繁華街活性化にも貢献されていますな。

 

んでんで、ビアガーデンの後ご多分に漏れず我々も二次会で古町に出陣。

場所は新潟最高峰のワインバーと言われている

 

winebar cork(ワインバーコルク)

 

でした。

 

そこで一本目に開けたのが今回のジャンテ・パンショのブルピノファンであったわけです。

 

ワタクシは今回はじめてcorkに連れていってもらったわけですが、スタイリッシュだけどもどこか落ち着いた雰囲気で居心地が良いお店でしたなぁ。

 

お店の記事ではないので、詳しくはレポートしませんが、とても良いお店でした。

お通しもイベリコ豚とか珍しい英国のチーズとかイチイチカッコいい笑

 

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2011と比較的若めで尚且6人で飲むからか、ソムリエのマスターがしっかりとデキャンタしてサーブしてくれました。

飲んでいて時間が経つほど味と香りが良い方に変化していったので、デキャンタは大正解だったなというところ。さすがですなぁ。

 

ワインの印象は

 

【総括】村名クラスと思うほど、香りと味に力強さがあります。樽の効かせ方が強いので、アメリカ人好みの仕上がりだな、という印象です。使用されているピノファンはピノ・ノワールの亜種で、小粒で果実味が強いのが特徴。糖度も高く長期熟成に向くので、DRC筆頭にブルゴーニュのグランヴァン各種に使われることが多いそうです(by マスター)。クローン亜種というと何となくネガティブなイメージ、まがい物感がありますが全然そんなことなく素晴らしいブドウだと思いました。

 

【香り】食べ頃の赤系ベリー。それに加えて樽がかなり効いています。広域ブルゴーニュクラスとしてはボリュームがかなりある方。

 

【見た目】照明状況から詳しい色味は判別できませんでしたが、ブルゴーニュとしては濃いめな感じだった気がします。

 

【お味】果実味がグッと迫ってくる。上品な甘味。苦味は控えめで口当たりがよい。アルコール感もほどよい。「繊細なだけではなく、また逆にただ濃いだけもないスタイルが、このドメーヌの特徴です。」と売り手はうたうがいい得て妙とはこの事。

グラスに注いだ直後はキリッとした酸味がありましたが、20分ほど時間が経つと酸味の角がとれました。

 

といった感じ。美味しいワインでございました。

 

その後もう一本ボルドー(ポムロール?)を空けてその日はフィニッシュ。

 

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写真はこれしかありません笑

ボトルがまわってきませんでした汗

 

お店をご紹介いただいた上、お会計まで持っていただいた仕事でもワインでも大先輩の皆様方には本当に感謝であります。

そういう人たちと飲んでいると勉強(ワインの購入方法等々)になる上に深い教養のあるお話を聞けて楽しいす。

 

ゴチになった身なのでおいくらのプライスだったのかはわかりませんが、何となく雰囲気でワイン一本あたり市販価格の倍くらい?+チャージ一人¥1,000くらい?な空気を感じました。この辺は想像の域。次回はソロでも行ってみたいところです。

 

今回のジャンテ・パンショは前々から気になっていた造り手でした。

実は先月ジュヴレの村名を購入してあったりします。


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若い上に全然安ワインじゃないので飲むタイミングはまだまだ先になりますが、今回は造り手のスタイルを知ることが出来たという意味でも、非常に有意義でした。広域ブルゴーニュでこれだと村名は期待できるぞ、こりゃ!

 

今回は「孤独の安ワイン」ならぬ、「みんなで高ワイン」でありましたが、たまにはこういうのもいいすね~。

 

【73点】

 

今日も読んでくれてありがとう!

【67点】エピカ ソーヴィニヨン・ブラン2013

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7月31日(月)

 

Jリーグの中断期間があけて、後半戦がスタートしました。

 

最下位に沈み降格危機のアルビレックス新潟は、昨日アウェイでFC東京と対戦。

セットプレーからMFチアゴ・ガリャルドの見事なヘッドで先制するも、後半東京FWピーター・ウタカの華麗なターンからシュートを決められ追いつかれる。その後終始攻め込まれながらも何とか持ちこたえ、そのまま1対1のドローという結果でありました。時折ナイスなカウンターを発動していましたが、残念ながら決めきれず。審判の判定もやや新潟に厳しい印象でした。

 

GK守田の好セーブ連発があったとはいえ、同点にされてから大崩れしなかったのはリーグ前半戦からの大きな進歩でしょう。途中加入したDF大武、MF磯村の両選手がビシッとフィットしており、センターラインが引き締まっていました。

あとは脆弱な前線陣が気をはいてくれればいいのですが……。これまた途中加入のFWドウグラス・タンキの爆発に期待が掛かるところ。

元J2プレーヤーということもあって下馬評がイマイチな感もありますが、昨シーズンはメキシコ2部で背番号9を背負い二桁得点。23歳と若いこともあって日々成長しているはずで、いい意味で予想を裏切るビッグプレーを連発してほしいところであります。

 

・・・

 

というわけで、今回のワインは

 

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エピカ ソーヴィニヨン・ブラン2013

 

であります。


イオンにて購入した、チリのソーヴィニヨン・ブラン


以前この造り手のピノ・ノワールを飲みましたが、好印象だった覚えがあります。

 

はたしてソーヴィニヨン・ブランはどんなもんでしょうか。

 

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【香り】ソーヴィニヨン・ブランらしい柑橘系に加えて、パイナップル的なトロピカルフルーツも感じさせます。ボリュームは中庸ですが、南米ワイン独特のフルーティーさが押し出されています。

 

【見た目】サラサラ。濁りなく透明。やや黄色みが強めのクリアイエロー。

 

【お味】口に含むと完熟して甘味が出てきたグレープフルーツを思い起こさせます。
それゆえに甘味はやや強めの印象。その甘味が引いた後からフィニッシュにかけてしっかりとした酸味が感じられます。柑橘類特有の苦味が余韻として残り、それがワイン全体の印象を引き締めています。
アルコール感は白ワインとしてはちょうど中庸で飲みやすいですね。

 

【総括】一本¥1,382の安ワインですが、果実感が特徴的で、食事に合わせて水がわりに飲む分にはやや強烈か。

ピノの方はチリらしくないエレガントさがありましたが、ソーヴィニヨン・ブランの方はチリらしさがありました。


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和牛ホルモンのキャベツ炒めに合わせました。和牛の強烈な脂とは好相性でした。これくらい強めな食べ物だと合ってきますが、浅漬けやおひたし的なさっぱり系料理、天ぷらなどの繊細系料理だとワインの方が悪く目立っちゃいますねぇ。

飲み慣れた人、味強めの食事と合わせる人、そういった方々にはぴったりマッチするワインですな。

 

【67点】

 

今日も読んでくれてありがとう!

【54点】ロ・タンゴ マルベック2016

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7月24日(月)

 

最近ちょっとした運動にハマっているインディさん。

 

オーバーウエイト気味でチャーミングな「愛されボディ」のワタクシにとっては有酸素運動が大切なのは重々承知なのですが、どうもその手の運動が苦手な性分でして全然継続的しません(涙)

 

反面ダンベルを使った筋トレは結構好きで、日頃のスケジュールのなかに自然に取り込むことができています。

 

最近は5キロのダンベル使って

 

アームカール 20回

ダンベルプレス 20回

ダンベルローイング 20回

トライセプスキックバック 5回

 

(休憩~四股踏み10回)

 

サイドレイズ 10回

スタンディングベンチプレス 20回

スタンディングダンベルフライ 10回

 

を3セットほどこなしています。

 

ダンベルなので極力可動域一杯に動くように、よいフォームを意識しながらやっております。

気分屋ゆえにどこまで継続できるかわかりませんが、美味しいワインをできるだけ長く飲み続けられるよう可能な限り続けて行きたいなと思います。

 

・・・

 

とうわけで、本日のワインは

 

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ロ・タンゴ マルベック2016

 

であります。

 

エノテカオンラインさんの「よりどり10本¥10,800セット」の中の一本。

 

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毎回デイリーワインをお得に買いたい!という方に大好評の「よりどり10本1万円」。

(中略)

アイテムも続々入替えを行っており、今なら最大8,800円もお得!まだお求め頂いていないかたは今すぐ!もう買ったよ!という方も、ぜひ最後に今一度チェックされることをおススメします♪

 (エノテカメルマガより)

 

このセットの販売は残念ながら7月18日に終了しておりますが、数ヶ月に一度こういったお得な売り方をエノテカさんはしてくれますね。

 

このワインは通常価格¥2,160で販売されており、今回のセットの目玉商品でありました。

この辺の価格帯は一応安ワインにカテゴライズされるんでしょうが、個人的には結構買うのに抵抗があるラインだったりします。

デイリーワインにするにはちと高いが、ハレの日用としては安すぎる、というのがその理由。

それを実質¥1,080で楽しめるワケですからありがたい話ですなぁ。

 

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コルクではなくスクリューキャップでした。

アルゼンチンの代表品種であるマルベック単一で造られたワインです。

土地の条件がよく、無農薬で造られているそうです。

 

【香り】樽由来?かどうかわかりませんがウッディーな香りが第一印象。それに加えてマルベックらしい黒果実系の香りがあります。新鮮なブラックチェリー。

 

【見た目】見事なダークパープル。少々濁りアリという事前情報がありましたが、濁りなんて全然ありませんでした。

ただやっぱり色は濃く、グラスの先が透けて見えません。

南米系赤ワインとしては中庸程度の粘度。

見た目からは少々重たそうなイメージが伝わってきます。

 

【お味】豊富なタンニンが特徴的。渋さを感じるほど。味わいの中盤以降に渋さに代わって酸味が顔を出してきます。熟すポテンシャルがある若々しい黒果実のようなお味。果実味豊かで余韻が長く続きます。

 

【総括】パワフルなんだけども若々しい可憐さがある印象です。例えるならリバプール時代のマスチェラーノ

レバーと一緒に食べましたがよく合いました。血生臭さを感じるくらいのシンプルなな肉料理と相性が良さそうです。さすが牛肉大国アルゼンチンのワインですな。

 

まぁ美味しいんだけども¥2000と言われると、ちとおっくうになりますねぇ。

やっぱりこの価格帯は難しいなぁ~と感じつつ、このワインに負けないくらいパワフルに筋トレ頑張ろう!と思う今日この頃です、はい。

 

【54点】 

 

今日も読んでくれてありがとう!

【59点】プダ ソーヴィニヨン・ブラン2016

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7月22日(土)

 

夏の甲子園を賭けた地方大会が各地で進んでおります。

我が新潟県でも本日準決勝二試合が行われました。

 

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午前中時間があったので日本文理北越の第一試合を観戦してきました。

何気に高校野球観に行くのは自分が高校生の時以来ですので十数年ぶり。エコスタで観戦するのも昨年の日米大学野球以来二度目になります(草野球でプレーは何回かしていたりします)。エコスタのアッパーデッキは観やすいし、風も吹いて涼しいのでこの時期は良いですね。

 

高校生たちのさわやかな真剣勝負、力の入った応援を目の当たりにし、身の引き締まる思いがしました。スリルと迫力ありますね。

 

球場で高校野球観戦のベテランらしき御仁が

 

「いや~高校野球は最高の¥500レジャーだな!」

 

とのたまっていましたが、本当にその通りだなぁと思いました。これはクセになりそうです。

 

試合結果は7-2で日本文理勝利でした。

 

結果だけみれば大井監督勇退の花道を飾るべく下馬評通り文理が打ち勝ったかたちですが、北越も追撃のツーランHRをレフトスタンドに叩き込むなど必死に食らいついていました。

ツーラン打たれた次の回にしっかりと二点返して反撃ムードを打ち消した日本文理はさすがだな、といったところ。

 

個人的に印象に残った選手は北越背番号5、サード金子選手の華麗な身のこなし(運動神経抜群な雰囲気)と、日本文理の二番手ピッチャー、鈴木投手のバツグンの球威でした。

 

特に文理鈴木投手の球速はMax148km/h、しかもまだ二年生らしいですな。よい意味でふてぶてしい程の大物のオーラがありました。

今から来年の話するのも無粋ですが、どんな成長を遂げるか次の夏も楽しみですね。

 

・・・

 

というわけで、今回のワインは

 

プダ ソーヴィニヨン・ブラン2016

 

であります。

 

今日ではなく、7月18日に飲んでいました。

 

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エコスタのすぐ近く、イオンでよく見かけるチリワインです。

買い物の度に目にはとまっていても、安かろう悪かろうと思って敬遠しておりました。

エチケットに描いてある小鹿っぽい小動物を見ると、あ~アルパカの二匹目のドジョウを狙っているんでしょ~。なんて勘ぐってしまって手が伸びなかった次第。

 

しかしここは一念発起して試してみようじゃないか!と、小売り大手がイチオシしている商品のクオリティを確かめて見るべく購入してみました。

 

お値段¥734(税込)

 

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【香り】チャーミングな柑橘系の爽やかなアロマ。控えめながらレモンウォーターような印象です。ソーヴィニヨン・ブランらしいハーブは感じられず。

 

【見た目】キレイなクリアイエロー。粘土は控えめ。

 

【お味】甘味はなくかなり辛口でスッキリしています。酸はしっかり備えています。度数控えめ。果実感もあまりなく、何となく薄めたフルーツジュース的な雰囲気があります。
でもそれは消してネガティブな意味合いではなく、合わせる料理やシチュエーシヨンを選ばない親しみやすい優良なワインであることでもあります。水がわりにはピッタリですね。

 

 

正々堂々とコストの許す範囲で出来うる最良のできを目指して造った感が伝わってくるストレートなワインでした。

 

というわけで、ワタクシが距離をおいていたイオンイチオシの格安ワイン、なんのこたぁない素晴らしいワインでした。一本¥734でこれだと充分満足ですね。

 

高校野球もそうですが、「定番の力」みたいなのを感じた次第であります。

 

【59点】

 

今日も読んでくれてありがとう!

【45点】鳥放題 長岡堺町店@長岡市

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7月17日(月・祝)

 

夏の三連休が終わりました。皆さんいかがお過ごしでしたでしようか。

 

今年は大雨による自然災害が猛威を降るいましたね。

これを書いている現時点(7/18)でも新潟県内に悪名高き「線上降水帯」が発生しており、避難指示が発令されている地域があるようです。

 

各地で被災された方々は本当にお辛いところでしょうが、どうか日々の生活を取り戻せるように願うばかりであります。

それと共に自然災害は決して他人事ではなく、いつ自分が被災してもおかしくないということを心にとどめておくこと、万が一のときに今回の被災から学ばせていただいたことを教訓に少しでも被害が出ないように努めることが大切だと痛感しております。

 

・・・

 

というわけで、今回のワインは…

 

っと、いつもならここから本題に入るところですが、どうしても主張しておきたいことがあるので今回は枕をもう1つ!

 

三連休初日の7/15(土)にドルトムント浦和レッズフレンドリーマッチが行われました。

 

結果はご存じの通り、セットプレーから浦和が一点先制!そこからドルトムント若手が二得点の活躍で逆転、さらに浦和同点弾で食らいつくが最後にはドルトムント決勝点ゲット!という流れで3-2、ドルトムントの逆転勝利でした。

 

絵にかいたような逆転劇でドルトムントファンは楽しかっただろうし、浦和サポーターも世界トップレベルのクラブ相手に堂々と戦っていたレッズの勇姿を目の当たりにして非常に満足感ある試合だったのではないかなというところ。

 

インディも、

 

「あ~ぁアルビもいつかこんなフレンドリーマッチやってくれたらなぁ。10年くらい前にビッグスワンバレンシア(当時リーガチャンピオン)と試合してたなぁ。その当時アイマールとか来ていたんだよなぁ。もはやそんなことあり得ないよなぁ。」

 

などと、ノスタルジックな思いにかられながらテレビで楽しく観戦させていただいていました。

 

そんなインディがどうしても書き残しておきたいこととは、この日の「サッカー中継のクオリティ」についてであります。

 

今回はお台場の某民放が中継していましたが、視聴していて大きな違和感覚えるポイントが数ヶ所ありました。

 

まず最初の「煽り映像」

 

試合を盛り上げるのは重要なのでしょうが、

 

「規格外の生命体」とか「誇りをかけた闘い」

 

といった文句をなんの恥じらいもなく使うセンスは如何なもんなんでしょうねぇ。

観ていて一時代前にブームだった某格闘技の中継を思い出しました。

 

オフ明けで来シーズンに向けた準備をスタートしたドルトムントが「規格外の生命体」ばりの身体能力を惜しげもなく発揮するはずもなく、そんなドルトムント相手にシーズン真っ盛りで他に倒すべき相手がたくさんいる浦和が「誇り」をかけて戦う必要性はどこにあったのでしょう。

 

3月に行われる野球のオープン戦でいちいち勝敗にこだわることなんてないでしょうし、そんなところで天王山の闘い!なんて言ってたら誰にも相手にされないのに、サッカーだとそれと同じようなおかしなことが堂々と起こっているのが不思議でなりませんでしたねぇ。

 

普段サッカー観ない人に向けてちょっと話盛ってみた的な主張はわからんでもないですが、試合の位置づけに関して甚だしい誤解を招くような表現は良くないと思いました。

 

ってもまぁもうこの時代だから、大抵の視聴者には見透かされているんでしょうがね。

 

あと試合中ずっと行われていた謎の「画面分割中継」。

 

ドルトムント守備時に前線で散歩しているオバメヤンずっとワイプで抜くとか、何を伝えたかったのでしょ。。

他にも映すべき価値のあるところ、視聴者が視たいところはたくさんあるような気がしました。

 

そして聴いてはいないので実際の出来ばえがどうだったのかわかりませんが、副音声でタレント起用するくらいだったら、戦術眼に長けた専門家を呼んで淡々とタクティカルな分析をしながら放送してくれたほうが楽しいのになぁと個人的には思います。

 

総じて、視聴者の「サッカー偏差値」を低く見積もって、サッカーの試合というよりは「お祭り騒ぎのイベント」を観せようとしたテレビ局の姿勢が透けて見えた放送でありました。

 

別にインディはサッカー関係者ではないですが、何かもったいないなぁと思った次第であります。こんなことがまかり通っているかぎり、日本サッカーのレベルが世界のトップクラスに躍り出るのはまだまだ先だなと、そういうわけであります。

 

・・・

 

というわけで、今度こそ本題笑!

 

三連休最終日のディナーに長岡にあります焼鳥食べ放題のお店

 

鳥放題 長岡堺町店

 

に行ってきました。

 

ここの同系列のお店は過去に行っております。

 

当時はまさかの15点!笑

 

低品質な上、時間制限ありの食べ放題なのに料理が来ないという致命的に残念なお店でした。

 

もう二度といかね!と思いながら10ヶ月後にまた来てしまう茶目っ気のあるわたくし。

 

はたして以前の問題点は改善は成されているのでしょうか?

 

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メニュー

 

メニューがチラシ風になって見やすくなっていました。これはグッドです!

 

今回はぜいたくにもプレミアムコース¥2,678(税込)でいきます!

プレミアムコースは牛肉串もいけます。

 

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お決まりのワンドリンク強制注文。¥378(税込)

 

今回は運転があるのでオールフリーにしました。

 グラスは冷えていてグッド!

 

以前とは違い、オーダー方法に改良が加えられており、極力料理の待ち時間を減らすように企業努力がなされていました。

 

きっと意見…というか苦情が山ほどいったんだろうなぁ…。

 

当時は基本セットといって最初の数品はオートマチックに提供されました。

この串盛り、キャベツ、唐揚げの三種類が揃ったら食べ放題スタートです。

 鳥放題 長岡大手通店@長岡市【15点】 - 孤独の安ワインより

 

現在はそのシステムはカットされていました。結構な量ですもんねぇ。


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というわけで、1品目唐揚げ。

 

揚げたてでサクサクアツアツでした。

作りたてで美味しいんだけども、ちと揚げ過ぎた感は否めなかったかな。苦味がありました。

 

 あとボリュームありすぎでこれ一皿だけでお腹一杯になります。唐揚げ4個で一人前ってかなりボリューミーですよね。

 

焼鳥食べにきて、唐揚げでお腹一杯だと哀しい。

 

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続いて、浅漬け。

 

最初来たときはん?お通し??と思ったけども、そうではなくこれは浅漬けだそうです。

浅漬けのもとぶっかけてあるだけで、全然漬かっていないのはご愛嬌。

 

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串は牛串(塩コショウ)から。

 

これは文句なく美味しかった!!

 

最近三重で松阪牛の牛串を一本¥800くらいで食べました。

 

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(参考:伊勢神宮前にて松阪牛串)

 

味の方はちと松阪牛には及びませんが、お値段考えると鳥放題の牛串は十分納得できました。これはおすすめ!!

 

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汁物は前と同じ鳥汁をオーダー。

鶏ガラ白湯スープ?なんすかね。

 

んーまぁ一杯でいいかな。


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次は希少部位盛り合わせ。

ソレリス、ハラミ、ふりそで(順不同)

 

プレミアムコースの醍醐味、希少部位。

どれがどれか忘れてしまいましたが、全部美味しかったです。


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インディイチオシのトリティーヤも忘れずに。

焼鳥をトルティーヤに包んだ創作料理。

 

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以前利用したときも気に入っている模様。

 

前は巻かずに提供されましたが、今回は完成品でビシッっと登場。これもリニューアルされています。

 

トルティーヤ生地の素朴な感じと焼鳥のハーモニーがよく合うのですなぁ。

 

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さっぱり旨だれキャベツ。

 

箸休めに良いですが…これもボリュームありすぎですねぇ。


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ねぎたっぷり豆腐(食べかけ)

 

スーパーに売っている普通の豆腐に万能ネギが掛かっています。

 

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メープルいももち。

 

メープルシロップと餅がよく合います。

かなり甘いす。

 

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つくね(塩)


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つくね(タレ)

 

はじめてここんちのあったかいつくねを食べることができました笑

 

とびきり美味しい!と諸手をあげて称えるわけにはいかないですが、スーパーのつくねの10倍美味しいと思います。


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意欲作のもも蒲焼きさんしょう。

 

うなぎの蒲焼き風に仕上げた焼鳥。

うなぎと同等とはいかなくても作り手の狙いは十分理解できました。

もう少し蒲焼き感出すのに、タレはもっと多めだとより良かったかな。

 

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トリティーヤに引き続いて、トリティーヤブリトー

 

こっちは持てないくらいにあっつあつで出てきます。

トリティーヤのサルサソースに対してこっちはオーロラソース的な何か。

ブリトーの意味はよくわからんけども、こじんには普通のトリティーヤの方が好みです。

 

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レバー(タレ)

 

香ばしく強めに焼きながらも、真ん中はとろっとしていました。

上手に焼かれていて感心しました。自分じゃこうはいかないもんなぁ。

 

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牛串、タレとおろしポン酢

 

そろそろ満腹感が出てきました。

牛串もいろいろ種類あるけども、結局はシンプルに塩コショウが一番うまいですね。

 

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ネギたっぷり豆腐おかわり。

 

1回目よりねぎの量が激減した…らしい笑by イタリーちゃん


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なぜか浅漬けももう一皿来てしまいました。


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〆に砂肝。

 

よく焼けている反面、コリコリ感はなかったです。

 

あーお腹一杯!!

 

ってことで、ここでお会計にしました。

 

デザートも注文できましたが、満腹ゆえに止めときました。

健康第一で、美味しいものを細く長く笑!

 

・・・

 

以前点けた15点よりも確実に評価は上がっておりました。

 

注文もスピーディーとはいかずとも、焼鳥という調理に時間がかかる食べ物の特性を考えるとキッチン頑張っているなぁと思うところです。

 

焼鳥一本10分くらい要するようですね。

最初はえーそんなもんかぁ時間足りるかなぁと思っていましたが、なんのこたぁ~ない。制限時間30分近く残して満腹フィニッシュになりました。

 

ですので余程のことがない限り、満腹前に時間足りなくて不満が残るという状況にはならないんじゃないかなと。それでも十分な進化ですね。

 

店員さんも控え目ながら親切で好感が持てました。

 

ここまでだったらいい線いっているんですが…いかんせんお高いですなぁ。

今回の頼み方だと一人¥3,000を越えてしまいます。

それだけあったらステーキなりハンバーグなりもう少し違うチョイスができちゃうんだよなぁ。

 

そもそも焼鳥専門店でドリンク一杯とお腹一杯焼鳥オーダーしても¥3,000はいかない気がします。

 

 せめて品質は同等、価格は少し(¥500ほど)下げてもらいたいなぁと思ったところでありました。


【45点】

 

今日も読んでくれてありがとう!!

【67点】コノスル オーガニック シャルドネ2015

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7月14日(金)

 

本田圭佑パチューカ移籍!のニュースが飛び込んで来ました。

 

いやーまさかメキシコとは…。誰もが思い浮かばなかったのではないでしょうか。

 

パチューカと言えば、時たまクラブワールドカップに北中米カリブ海王者として登場してくるその地域の強豪クラブ…というイメージしかありませんが…実際どうなのでしょうね。

何でも今回の契約では本田選手の年俸は4.5億円だとか。広告収入が莫大でお金の回りがいいのか、その理由はわかりませんがメキシコリーグそのものが高年俸で有名らしいですな。

 

欧州リーグには日本にいてアクセスするのは容易だけども、メキシコというとなかなか親しみがわきません。

ここはぜひ本田移籍を皮切りに、メキシコリーグも観てみたいところです。

 

っても今の本田が無双できるほどメキシコリーグのレベルが低いとは思えないんだよなぁ…。果たして日本のメディアを華々しく飾るような活躍はできるのでしょうか…!キャリア終盤に差し掛かった日本の(元?)エースをしっかりと観ておきたいですね。

 

・・・

 

と、そんな本日のワインは

 

コノスル オーガニック シャルドネ2015

 

であります。

 

‘コノスル’といえば泣く子も黙る安くて美味しいワインの代名詞、自転車のトレードマークが有名ですね。

今回はそのオーガニックシリーズのシャルドネであります。

 

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丁寧なバックエチケットです。

「有機農産物加工酒類」と丁寧に書かれています。


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グラスにそそぐとこんな感じ。

 

それでは感想を書いてみましょう。

 

【香り】控え目ながら柑橘系の爽やかさと桃やリンゴ的な甘いフルーツの真ん中を行くような香り。95%ステンレスタンク熟成ということもあり、果実味が押し出されているように感じます。

 

【見た目】色味は中庸でレモンイエロー。粘度は控えめでサラサラ。

 

【お味】チリらしいおおらかさではなく、ニュージーランドソーヴィニヨン・ブラン的な心地よい角があります。その角は何か?ワインに尋ねるように味わっていくと、爽やかな酸にたどり着きます。その酸が暴れまわっているのではなく、しっかりと躾られているゆえに上品さを感じる仕上がりになっています。

またその酸に加えて甘味も強く感じます。

酸と甘味がミックスして全体的にガリガリ君のグレープフルーツ味のようなイメージを持ちました。

 

【総括】安定安心のコノスルですね。きっと感動するようなクオリティは無くともそこそこ美味しいんだろうなと思って飲んだら、このオーガニックのシャルドネはその期待のやや斜め上を行ってくれました。U1,000でこの出来は優秀だなぁと思うと共に、この価格帯でこの品質のチリワインがあると割高な国産ワインは厳しいな…と心配になる次第であります。

 

【67点】

 

今日も読んでくれてありがとう!!