牛たん一福@仙台市【81点】

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12月24日(土)

 

前回

 

に引き続きまして、仙台でのディナー。

以前利用したことのある

 

牛たん一福

 

(前回記事牛たん一福@仙台・国分町【81点】 - 孤独の安ワイン)

 

に再訪させてもらいました。

 

・・・

 

以前の記事は読み返さずに、今回の来店では【81点】と採点したのですが、改めて確認してみたら前回もまさかの【81点】という採点!!

 

何だかんだいって、インディの感性もなかなかのもんじゃないすか笑!

 

・・・

 

と、密やかな自画自賛はおいときまして、まずはメニュー

 

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以上がグランドメニューであります。

 

たくさんメニューがありますが、奇をてらうのではなくオーソドックスなものを中心にオーダーしました。

 

まず

 

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テールスープ¥350(税抜)

 

塩味とコショウ控え目で、テールのうま味を存分に堪能できるスープでした。

 

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続いてタン角煮¥600

 

クーポン利用(一福 仙台(国分町/居酒屋) | ホットペッパーグルメ)で無料でいただきました。ありがとうございます!

 

前の店牛たん炭焼 利久 西口本店@仙台市【62点】 - 孤独の安ワインでは角煮の印象が滅茶苦茶悪かったのですが、ここんちの角煮は美味しくいただけました。にせ物の味がしないというか、しっかり調理してあるというか。美味しいですね。

 

これをサービスでいただけちゃうわけですから、頼まないのは損・そん・ソンであります。

 

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たん焼き塩味¥1,100

 

炭焼の香ばしいニュアンスがつまっていました。素材もよく、これでこの値段はかなり頑張っていると感じました。これも美味しいですね。


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続きまして、牛たんたたき¥1950

 

こちらの刺身系はすべて国産牛。上品ながらも豊富な脂のノリ方が素晴らしい。

 

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味噌づけ牛たん焼き¥1,200

 

シグネーチャーメニューです。味噌につけることで牛たんの臭いを上手く消してあります。また味噌のおかげで慈味深いお味となっており、酒のつまみには最高であります。

ただ本当の肉好きには味噌が肉の味わいを変えてしまっている分、物足りないかもしれません。

 


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牛たん刺し¥1,800

 

これもここんちの看板ですね。お客さんのほとんどが頼んでいました。

たたきと比べるとコチラの方がタン本来の味を堪能できるし、お値段も抑えてあってグッドであります。生姜正油かニンニク正油お好みで。

個人的にはニンニクの方が圧倒的にうまかった気がしました。


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最後の〆の炭水化物がわりに頼んだのが

牛たんシチュー¥850

 

ある意味「きわもの」的な香りがプンプンするたんシチューですが、侮ることなかれなかれ。こだわりのお味であります。スパイスが効いていてシチューというよりもカレーのような印象を受けます。ご飯かパンと一緒に食べたら最高なのでしょうが、体重が気になりだすお年頃のインディとしてはシチュー単品でまったり贅沢に頂くのもおつなもんであります。

 

こんだけ頼んでおいて、お会計が¥7,000代であったわけですが、これはかなりお得感があるのではないでしょうか。

 

グランドメニュー以外にも、壁には


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このようにお得なセットがあったりします。(今回は見落とし(涙))

 

このお店は地元の食通な方に「牛たん食べるならココ!」とオススメしてもらったお店。やっぱり地元人のバイアスの掛かっていない意見はマチガイナイ!!と思った次第でありました。

 

【81点】

 

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今日も読んでくれてありがとう!  

牛たん炭焼 利久 西口本店@仙台市【62点】

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12月24日(土)

 

12月のホリデーウィークを利用して杜の都・仙台まで遊びに行ってきました。

 

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 仙台うみの杜水族館にて「世界で最も美しい鮫」ヨシキリザメとご対面。

背中のブルーがまじでカッコよかったです!


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ヨシキリ君の生体展示世界最長記録を目指しているそうです。

飼育に関する情報が少なく、あらゆることが手探りという中での展示ということで、関係者各位の尽力には頭が下がる思いであります。

 

ヨシキリザメのほかにも

 

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イワシのショーがあったり


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アシカの仲間、オタリアちゃんと触れ合えたりとお楽しみ盛り沢山でした。

 

素晴らしい水族館ですね。

 

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夜にはひかりのページェントも観れました。

みんなが幸せそうに歩いていました。すごい人出だったなぁ。

 

新潟にも駅南けやき通りのライトアップがありますが、仙台のコレを観ちゃうとライトアップに関してはなかなか追い付けない差があるなぁと思ってしまいました。(差があるのはライトアップだけで、街の魅力だったら互角以上に勝負できる!と自負しております!!…ってわたくしは新潟の何を背負っておるのやら…笑)

 

・・・

 

そんな仙台のランチで訪れたお店が

 

牛たん炭焼 利久 西口本店

 

であります。

 

たん焼きの超有名チェーン店だそうですね。

 

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  コチラがグランドメニュー。

 

初来店ということで、ここはスタンダードな牛たん定食(¥1,480)と


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 お得な牛たん三種盛り(¥1,000)

 

を注文しました。

 

まずは

 

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お茶

 

かなりスピーディーに提供されます。

 

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半ライス(減らしてもらえます)

 
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テールスープ


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全部揃ったところ

 

そして


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三種盛

 

さて、全部揃ったところで~、

 

良い点

・牛たん焼きがかなり分厚く、印象がよい。食べ応えもありました。たんは厚い方が美味しいねっ。

・素材ひとつひとつのクオリティはかなり高い。

 

悪い点

・店員さんに三種盛の説明をもう少ししてほしかった。正油をかけるかどうか、といった食べ方に関して。

・座席の雰囲気。隣の客とメニュー共用、荷物置きは早い者勝ち。これじゃ落ち着いて食事できないすて。

・調理法。せっかく良い素材なのにその良さを生かしきれていない印象。ただ単に塩ふって焼いただけ、甘辛いタレにぶち込んだだけ的な(角煮)。チェーン店ゆえに味を画一化するためには致し方ないところもあるのだろうが…。もう少し料理の腕前を見せつけてほしいところ。

 

ということで総じて、決して悪いお店ではないですし、普通に美味しく牛たんをいただけるわけですが、過剰な期待は禁物であり、ココを目当てに仙台旅行を計画するにはチトパワー不足かな、と思ったお店でありました。

 

【62点】

 

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今日も読んでくれてありがとう!!

ピノ・ノワール ドートルフォア2014【51点】

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12月21日(水)

 

今年の新潟(市内)は全然雪が降りません。

 

例年冬の始め、11月~12月の間に必ず一回はまとまった量が降っていたようですが、今シーズンに関してはほとんど雪はナシ!降っても気温が高いからすぐ溶けちゃいます。冬至の今日に限っては太陽が照りつけてちと暖かいくらい。

 

雪かきしなくていいから楽だなぁ~、もしかしたら新潟でもスタッドレスとか要らなくなるときが来るかもしれないな~と思う反面、地球温暖化の不都合な事実も突きつけられていることを忘れてはならないな~と思うところです。

 

・・・

 

そんな本日のワインは

 

ピノ・ノワール ドートルフォア2014

 

です。 

 

ヴェリタスさんの「代表ぶどう品種赤6本セット、¥3,982」のなかの一本。

 

 ヴァンドフランのピノ・ノワール。めずらしいですよね。

ランドックの完熟ピノと最高品質のブルゴーニュピノをブレンドしたワインだそうです。

こういう作り方もめずらしい。

混ぜることであえて「ブルゴーニュ」を名乗らないようにして、価格を抑えているそうです。

 

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見た目:ブルゴーニュのピノ・ノワールと比べると、あきらかに黒みが強い。この辺から(売り手は最高品質と謳っているが)かなり出来のよろしくないブルゴーニュのピノが使われているか、南仏のゴリゴリしたピノが大量に投入されているのではないか、ということが考えられます。

 

香り:ワイルドな黒系ベリーの香りです。チャーミングさは感じられませんが、上質なワインと雰囲気は似ているところがあります。

 

お味:特筆すべき点は正直あまり感じないが、強いて言えば甘さ、かな。渋味、酸味はまったくありません。

 

とかく飲みやすいワインですな。

 

ピノ・ノワールの魅力たっぷりか?と言われるとう~む…となるわけですが、値段を考えればこれよりよっぽどひどいピノワインは星の数ほどあるわけで、わりかし本格派に似た雰囲気の親しみやすいピノをリーズナブルに楽しめるワインだなぁと思いました。

 

【51点】

 

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今日も読んでくれてありがとう!

 

酒麺亭 潤 燕総本店@燕市【72点】

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12月某日

 

この日は燕三条ラーメンのベンチマーク的存在たる

 

酒麺亭 潤 燕総本店

 

に行って参りました。

 

新潟市内から車で30分くらいでしょうか。

新幹線の高架下、野原のまん中みたいなところにあります笑

 

何かのついでに~というスタンスではたどり着けない、正しく「ここんちのラーメンを食いに行く」という目的によってのみ到達できる孤高のお店です。

 

・・・

 

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ラーメン以外にも色々ありますね。

 

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背油の量を指定できます。

 

この日はせっかくですので

 

マル得ラーメンレベルMAX「鬼油」の大盛!

 

でいきたいと思います。

 


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マル得ラーメンは野菜やら煮玉子やら色々とトッピングができます。

まずは野菜が別盛りできました。ほどよく塩味が効いていて箸休め的にグッドですな。


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ラーメン到着。

…しまった!比較対象がなくて大きさが伝わらぬ…。

 

かなり大型などんぶりです。レンゲと比べるとかなり大きい…でしょ?

 

さすが鬼油は麺どころかトッピングすら見えないくらいに背油たっぷりでございます。

 

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持ち上げてみました。

 

麺は太め。のびることなく、濃厚な油と絶妙な組合せ。噛みごたえがあって美味しいです。

 

スープは強烈な背油からすれば意外なほど端正なお味。煮干しのうま味がジュワーっと濃縮されています。正油ベースなんでしょうが食べていて途中で味噌汁を彷彿としました。何となくホッとしますなぁ。

 

ただこの鬼油、背油がさすがに多すぎてスープの味がよくわからなくなってしまいます笑 こってり系がいかに好きとはいえ、これはちと度が過ぎてしまった感じ。大盛で麺は余裕で食べられたけど、スープは残してしまいました。

 

ラーメン二郎はKKできても、潤の鬼油は完飲できる気がしないぜ…! 

 

一番ラーメンとして美味しいのはやっぱり中油あたりな気がします。

 

と、こんな感じでラーメン潤、美味しくいただきました~!

 

【72点】

 

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今日も読んでくれてありがとう!

シャトー・ランゲル・モリヤック2010【55点】

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12月12日(月)

 

年末が近づき、だんだんとせわしない雰囲気がしてきた今日この頃。

もうすぐ2016も暮れていくなぁ…(しみじみ)

 

そんな本日のワインは

 

シャトー・ランゲル・モリヤック2010

 

AEONにて購入。¥1300くらいだったかな。

秋のワインフェアの時、グレートヴィンテージ2010モノであることと、値段のわりにそこそこ年数経っていたようなのでためしに買ってみて、おいてありました。

 

良い年のワインは据え物でもうまい!!というのは本当でしょうか??

 

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見た目:ボルドーワインとしては薄めで透明感があります。6年経っているわけですがエッジの変色等々熟成した様子は一切ないですね。

 

香り:総合的な雰囲気はグッド。若いグランヴァンに通ずるような表情をみせています。言うなれば格付けシャトーのワインに安方なボジョレーヌーボー混ぜちゃったような?印象ですかな。基本的には黒果実なのだが、スミレのような花の香りがします。

 

味:非常に口当たりが良いく、なめらかに舌の上に広がっていく感じがします。酸味はほとんどなく、タンニンも感じません。ほどよい甘さもあります。

っと、ここまで考えるとベリーグッドなのですが、どうも調和が取れていない印象を持ちますね。あと薄い。せっかくの2010なのにひじょーに水っぽいんですなぁ。

 

雰囲気は良いんだけども、これといって長所はなく、毒にも薬にもならないようなワインってところ。例えるならGU?これ以上寝かせても熟成するポテンシャルはなさそうですな。

 

 

おつまみのフランス産のプロセスチーズとは…合わず!
ヨシノヤの牛皿とも…合わず!

 

飲みやすいワインの割には結構食べ合わせがむずかしいですね。

 

ということで、良い年のワインであっても何でもかんでも美味しいというわけではないのでありました。

 

【55点】

 

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今日も読んでくれてありがとう!!

欣圖軒@香港【95点】

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9月某日

 

ご好評いただいております、孤独の安ワイン香港ロケ!今回はその第9弾でございます。

 

この日は世界有数の中華料理店である

 

欣圖軒(ヤントーヒン)

 

にてミシュラン2つ星のディナーを堪能してきました!

 

 (文末にこれまでの香港ロケの記事をまとめてありますので、もしよろしければご一読お付き合いいただければ幸いです)

 

・・・

 

ここは日本から予約していきました。

香港の名の通ったレストランは予約が基本であります。

 

ヤントーヒンに関してはインターコンチネンタル香港の日本語ホームページからネット予約できるので非常に楽々です。ただし、ホームページ上で楽々なやりとりするのは最初だけでその後のお店側との連絡やリコンファームはメール(基本英語)でしなくちゃいけませんので、ある程度の英語力は必要ですね。

 

メール対応はさすが一流レストランだけあってとてもスマートで、気持ちよく連絡しあえたのが印象に残っています。

 

・・・

 

19時30分に予約。

 

インターコンチネンタル香港前の道路はディナータイムはラッシュアワーと重なってしまって大渋滞してしまうので、タクシーで行く場合は時間に余裕を持っていった方が間違いがないでしょう。

 

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プロムナードをブラブラ散歩して、絶景を堪能しながら小腹を減らしておくのが吉かも知れません。

 

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ホテルエントランスから左に進むとご覧のようなヤントーヒンの入り口にたどり着きます。


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素敵な入り口ですね。重厚感プンプン!

ここでスタッフさんに名前と予約ナンバーを伝えて入店します。

 
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お店の象徴でもある翡翠のテーブルセット。

メニューも翡翠の表装で、ゴッツくて重いす。

 

先に飲み物を注文。

喉が乾いていたのでまずはビールにしました。

 

飲み物メニューは非常に充実していて、ビールも何種類かあったしソフトドリンクもたくさんありました。ワインにいたっては全て読み通すのがめんどくさくなるくらい(笑)オンリストされていて、パーカーポイントやWSの点数も記載されていました。 五大シャトー等々イカツイワインももちろんありましたし、グラスワインも赤白泡それなりに選べました。

 

中華料理店でグラスワインが選べるほどあるってだけでワクワクしてしまいますね。

 

・・・

 

さて今回はコースではなくアラカルトでいきます。

 

基本的に中華料理のアラカルトだと

 

1前菜

2スープ

3メイン(人数合わせて数品)

4ご飯、麺類

5デザート

 

をベースに、食べたい食材、気になる調理法、人数、お腹の減り具合等々を総合的に考えて注文するそうですな。その際にウェイター/ウエイトレスさんと相談しながら決められればカッコいいですね。

 

注文後にまず提供されるのが

 

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胡桃の飴だき

 

香ばしい胡桃にキャラメルソースをからめたここんちの定番。

 

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続いてこの日のお通し。ポルチーニ茸としし唐辛子の和えもの。

ポルチーニ茸は程よくフライドされて旨味がぎゅっと凝縮しており、めちゃめちゃ美味しかったです。初ポルチーニ体験でした。


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中国茶も頼みます。

銘柄は忘れてしまいましたが、そこそこ高級なお茶。

中国茶メニューも飲み物メニューとは別に独立しているほど充実していて、ティーソムリエが注文を聞いてくれます。

 

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続きまして、小豚の皮のパリパリ焼き。

 

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中華パン的なものを挟んで、お好みでソースと砂糖をつけてたべるのですが、これがもう絶品!!!

甘味、塩味、旨味、皮のパリパリした歯ごたえ、パンのしっとりした舌触り、付け合わせ野菜のシャキシャキ感…あらゆる「おいしさ」が口の中で調和をとりながら1つにまとまる、ミックスカルチャー香港を表現したような素晴らしいお味。

 

ここ最近、その料理が美味しいかそうでないのかのバロメーターとして「味の複雑性」を挙げている私としましては、この料理はまさしく美味しい料理のお手本のような逸品でございました。

 

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ここでグラスワイン追加。

銘柄が村名クラスのジュヴレ・シャンベルタンであることは間違いないのですが…造り手とヴィンテージがメモを取っていなくて定かでない…。

 

ほぼ間違いなく銘柄はアルベール・ビショーで、きっとヴィンテージは2011だった…気がします。

 

お値段はグラス一杯¥4,000くらい?だったかな。これがグラスの赤ワインで一番高価だったと記憶しております。お高い…ですけども、グラスで村名レベル提供しているあたり、さすがだなぁと思った次第であります。

 

提供方法もソムリエの手でまず空のグラスを置かれ、続いてボトルを提示して銘柄確認、ちょと注いでもらってテイスティング、こちらのオッケーが出た上でグラスが満たされます。

 

グラスワインでこういった一連の「儀式」までやってくれると嬉しくなっちゃいますね。

 

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続きまして、魚の浮き袋となまこの澄ましスープ。

 

これもメチャメチャうまかった…。魚の浮き袋、うめぇ…!!

 

日本と比較して、このスープのクオリティがメチャメチャ高いく、逆立ちしても追い付けないくらいの差を感じました。

ここは文化の差が如実に出てしまいますねぇ。


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そして本日のメイン、ロブスターのミソ入りミルク炒め。

 

贅沢にロブスター丸々一匹を使ったメニュー。香港の料理グランプリで表彰された一品。

 

ロブスターの品質がホントに高くて、広東料理らしくその素材の良さを生かしきった偉大な料理でありました。ビジュアルもインパクトありますね。

魚と違って甲殻類は新鮮さが命ってことで、香港で食べると美味しいですね。

 

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最後にデザート、ジンジャーアイス!

そしてサービスで出してくれたプチフール。

 

アイスは甘さ控え目で、美味しい料理で興奮過多ぎみのお口にシュッと一息与えてくれるようなデザートでした。

プチフールは時期的に月餅がありました。(お腹一杯で食られなかったので、テイクアウトさせてもらいました)

 

コレにてフィニーシュ!だったわけですが、食べ終わりから支払い、退店まで本当に気持ちよく対応てしていただけました。

 

やっぱり特別なレストランなんだなぁと感じ入った次第であります。

 

しめてお会計二人でHKD2635(=約¥35,000) 也。

 

普通に考えるとお高いけど、ヤントーヒンを利用した上でのトータル的な満足感&特別な日に特別なものを…と考えると全然納得のいく金額だったりします。

 

素晴らしい思い出ができました。

 

【95点】

 

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今日も読んでくれてありがとう!

 

香港ロケ

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

モランデ リゼルバ ピノ・ノワール2012【35点】

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12月8日(木)

 

本日のワインは

 

モランデ リゼルバ ピノ・ノワール2012 

 

リカマン楽天市場店にて購入、¥4,298/8本のセットのなかの一本。

ワイン+ビール一本で8本セットなんだけども、この価格!めっちゃお買い得やん!!ということで購入しました。

 

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全部揃うとこんな感じ。

 

半数がこの「モランデ」というチリの作り手のものですね。

今月はモランデマンスになりそうな予感…!

 

というわけで、このワインに戻りましょう。

 

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スクリューキャップで楽々開栓。  

 

見た目:チリピノのわりに薄く、枯れた色をしております。透明度が高いですね。

 

香り:樽の香ばしさが全面に出ています。ピノ・ノワールらしいベリーの香りはほぼない。ベリー香は樽の中に閉じ込められて、チリに忘れて来ちゃったって感じですね。

 

味:アルコール度数は中庸。チリの割にはマイルドですね。その反面苦味を感じますなぁ。苦味のあとに若干の酸味と甘味。例えるならイチゴジャムを焦がした感じでしょうかね。重厚なお味でございます。

 

当たり前ですが偉大なワインという雰囲気は皆無で、カジュアル感満点なデイリーワインでございます。

カジュアルな中でも頑張って重々しさを出そうと樽を全面に押し出している感がどうも口に合わず、評価低めにさせていただきました。

 

残りのモランデ軍団もこんな系統なんかなぁ…と思うと少々心配なインディであります。

 

追記・開栓2日目にして樽っぽさがこなれて美味しく飲めるようになりました。開けて1日冷蔵庫に入れといて次の日に飲むのがベリーグッドかもしれませんね。

 

【35点】

 

・・・

 

今日も読んでくれてありがとう!